わが家の3歳の次男は、この春から、こども園の年少クラスに通っています。
こども園の担任の先生から、
次男の言葉の遅れと、団体行動の難しさについて、指摘がありました。
それを受けて、
地域の保健センターに、予約をして、次男の発達について相談をしに行くことにしました。
以降、
発達相談→発達検査→専門の病院を予約
という、流れで進みました。
発達相談に至るまでの次男の成長過程から、発達相談、発達検査などについて、書いていきます。
私から見た次男はどうだったのか
わが家の次男は、言葉によるコミュニケーションが、あまり得意ではない印象がありました。
人と関わることは好きで、積極的に人の輪に加わりたがり、社交的ではありました。
同年代の子供達の集まりに行くと、
他の子供達よりも、赤ちゃんっぽい印象がありました。
次男の赤ちゃんっぽさが、可愛くもありましたが、
それが、成長の範囲内なのか、そうではないのか考えて、
若干不安に感じることはありました。
他の子供達よりゆっくりな成長だと感じてはいましたが、
次男なりに、少しずつ分かることが増え、できることが増えていっていたので、
気になったり、こんなものかなと思ったりを、
行ったり来たりしていました。
次男の発達について何度も相談
次男が他の同年代の子供達と比べて、幼く見えたので、何度か相談をしたことはありました。
- 地域の未就学児のサロンのスタッフ。
- こども園の未就学児のサロンの先生。
- 他の保護者。
私が相談した内容は、
「言葉が少ない気がする。」
「やることが幼い気がする。」
などです。
相談した相手からの返答は、
「少し幼いかもしれませんが、まだ何とも言えませんね。」
「個人差がありますから。」
「大丈夫だと思うんですけど。」
「最初、会った頃より、すごく成長していますよ。」
といったものでした。
私は、もう少し、様子を見ることにしました。
3歳4ヶ月の次男が話す言葉
「ママ、すごい。」
「ママ、見て。」
「ちょうだい。」
「抱っこ。」
「おかえり。」
「ただいま。」
「いってらっしゃい。」
「おはよう。」
「いにゃにゃきます(いただきます)。」
「ごにゃにゃにゃにゃ~(ごちそうさまでした)。」
「いない いない ばあ。」
「ねんね(寝る)。」
「おっけー(OK)。」
「いこっか(行こうか)。」
「完成!」
「もう一回。」
「おしまい。」
「落ちた。」
「あった。」
「無い。」
「どこ行ったー。」
「あっち。(あっち行って)」
「怖い。」
「可愛い。」
「美味しい。」
「花。」
「バナナ。」
「牛乳。」
「アンパンマン。」
「あいーちゃ(おにいちゃん)。」
「わんわん。」
「にゃ~。」
上記以外の言葉で、たまに聞ける、言葉もあります。
今までで、一番うれしかった言葉は、
「ママ、大好き。」
「ママ、大好き。」と言って、ほっぺにチューをしてくれたことがあります♪
( *´艸`)
あとは、
「ごにょごにょごにょ。」
と、何を話しているのか分からないのですが、何か話してくれる時もあります。
「ごにょごにょごにょ。」
の時は、
話の内容が分からなくても、目線を合わせて、
「うん。うん。」
と、聞くようにしています。
気になるのは、一度覚えた言葉を、しばらくしたら使わなくなることがあること。定着する言葉と、すぐに忘れてしまう言葉があります。
こちらが言った言葉は、複雑な言葉以外は、わりと通じている様子です。
グレーで通過してきた、これまでの乳幼児健診
乳幼児健診とは、自治体で行われるもので、
赤ちゃんがすくすくと成長しているかどうか、定期的に確認をしてくれる健診のことです。
今までの乳幼児健診はスムーズに通過できたのか?
真っ白ではありませんでしたが、グレー以上として、通過してきました。
- 生後3・4ヶ月検診。
- 生後10か月検診。
- 1歳半検診。
各健診の際、どのような発達状況だったのか、書いていきます。
生後3・4ヶ月検診の時はどうだったのか
首が座っているという判断が出なくて、再検診となりました。
1か月後に再検診を受けて、首が座っているという判断をもらいました。
次男は予定日よりも3週間早く生まれたので、
ー3週間早く生まれた分、成長も3週間分遅れることはある。ー
という、小児科の先生の話でした。
10ヶ月検診の時はどうだったのか
同月齢の赤ちゃんたちが、活発にハイハイをしたり、歩いている子もいる中、
次男は、ずりバイをしている状態でした。
ずりバイは、うつ伏せでお腹を床につけたまま進むので、ほふく前進のような感じです。
前に上手に進めず、その場でクルクル回っていました。
不安でしたが、今回は再検診にはなりませんでした。
1歳半検診の時はどうだったのか
同月齢の子供達が、すたすたとスムーズに歩いている中、
次男は立ち上がって歩き始めますが、2・3歩歩いて、ペタンと座り込んでしまう状態でした。
運動機能は、黒に近いグレー、という、小児科の先生の判断でした。
検診の時に5学年上の長男が一緒にいたのですが、
長男と次男のやり取りを見ていた先生が、
「運動機能以外は大丈夫そうなので・・・、もう少し様子を見てみましょうか。」
と言って、
1歳半の検診を通過しました。
ちなみに、次男が完全に歩き始めたのは1歳9か月の頃でした。
▽次男に、歩くことに興味を持ってもらうためにやったことなどを書いています。
各乳幼児健診での様子を、もっと細かく書いています。
最初の発達相談
幼稚園や保育園に入園してから、先生に指摘されて、
発達相談に来る。
という方は、多いそうです。
わが家もそのパターンでした。
発達相談では、
臨床心理士の先生が相談にのってくれました。
優しそうな年配の、女性の先生でした。
次男は、先生の前で、
絵を描いたり、積み木で遊んだりしました。
遊ばせたり、話しかけたりしながら、
先生は次男の様子を見ている感じです。
次男の今までの健診の状況なども聞かれました。
子供の発達のために、父親が関わることも大切だという話がありました。
相談に行ったのが4月の終わりごろだったのですが、
まだ入園して間もないので、
次男がこども園で過ごすことにより、どのように成長をするのか、もう少し様子を見てみましょうか。
ということになりました。
成長による変化を見るために、
4か月後に、もう一度、発達相談を受けることになりました。
私は次男の現状をもっと知りたいと思ったので、
4か月後の発達相談の時に、発達検査を受けさせてもらうことにしました。
先生と相談をして、発達検査を早めに受けることに
こども園に入園して4月の終わりごろ、先生からの指摘で、発達相談を受けた次男でしたが、
発達相談をした後、
こども園の先生と相談をして、発達検査をできるだけ早めに受けてみることにしました。
発達検査を受けると、子供の得意なことと苦手なことが浮き彫りになります。
苦手なことがわかると、苦手な部分を育てるための方法を、知ることができます。
「次男君にできるだけ気持ちよく園で過ごしてもらいたいので、できたら早い方がいいのかな、と、思います。」
と、こども園の先生。
8月を待たず、すぐにでも発達検査の予約を取ることにしました。
発達検査
- 臨床心理士の先生(発達相談の時と同じ先生)。
- 保健師さん。
- 私。
- 次男(検査を受ける本人)。
次男と私が並んで座り、
テーブルをはさんで向こうに、臨床心理士の先生。
保健師さんは少し離れたところで様子を見ていました。
発達検査が始まりました。
検査と言っても、楽しんで取り組めるように、和やかな雰囲気です。
臨床心理士の先生が、次男に優しく語り掛けてくれます。
パズルや、ブロック、お絵描き、その他にも様々な小道具を使って、
遊びのように、次男の発達検査が進みました。
運動機能の検査と、
運動に関する聞き取りがあり、
検査が終わりました。
保健師さんが次男と遊んでいてくれる間、
臨床心理士の先生から、検査結果を聞きました。
分野ごとにどのくらいの発達状態か、年齢と月齢で教えてくれます。
得意なことと、不得意なことがわかります。
不得意な分野を伸ばすために、どのようなアプローチをしていったらいいのか、アドバイスをもらえました。
これから
発達検査の結果を聞いた後、今後取れる選択肢を教えてもらえました。
- 苦手分野を育てるように接しながら、次回相談予定の4か月後まで様子を見る。
- 専門の先生の診療を受ける。
私の選択は②です。
発達検査で次男の現状を知ることができたので、
紹介状を書いてもらい、専門の先生の、診療の予約を取ることにしました。
実際に予約を取ったところ、
今から3か月以上先に予約が取れました。
それが最短の日付だそうです。
他府県の、私たち家族が暮らしているところより、もっと人口が多い地域に住んでいる知人の話によると、
発達検査の予約を取ったら、半年後になったそうです。
子供の発達に関して心配をしている保護者の方は多いのだなと感じました。
さいごに
3歳の次男がこども園に入園し、
先生から発達に関して指摘を受けてから、専門の病院を予約するに至るまで、
およそ半月。
専門の病院の予約が取れたのは、3ヶ月以上先となりました。
専門の先生の診療を受けるまでの間、
臨床心理士の先生から教えてもらった苦手分野を育てる方法を、続けてみようと思います。
次男の誕生前から、これまで、
健康と成長に喜びを感じつつも、
発達に関して、モヤモヤしたり、心配をしたりすることが、たびたびありました。
こども園の先生から指摘を受けて、
今が動く時だと思い、
具体的に動くことにしました。
明るい方向に進んでいけたらいいなと思います。
子供たちが、生き生きと過ごしていけますように。