山田さんの tea time

35歳で結婚。 36歳、39歳、42歳で3人の子供を出産しました。 現在夫と2人の子供と共に暮らしている主婦です。 生活や子育て、妊娠出産、おでかけ、美容について、 実際に生活に取り入れて良かったことを書いていきます。

天使になった娘。そして妊活。体験記

天使になった娘。そして妊活。体験記

第一子

35歳で第一子を妊娠。

36歳で無事男の子を出産しました。

 

第二子

39歳で第二子を妊娠。

同じく39歳の時に女の子を出産しました。

 

この第二子との別れと、

第三子の男の子との出会いまでの体験記です。

天使になった娘

f:id:kirakirapark:20200224102515j:plain

第二子は女の子。

とても可愛い女の子でした。

 

お腹の赤ちゃんが女の子だと分かった時は、

第一子が男の子であったことから、

女の子の子育てもできると、

喜んでいました。

 

第二子は、

妊娠37週と1日、

正期産で生まれてきました。

 

ところが、

生まれてすぐの検査で赤ちゃんの上半身と下半身の酸素濃度違うことがわかり、

すぐにNICUのある病院に移送となりました。

 

第二子には先天性心疾患があることが判明。

 

生後2週間で娘は心臓の手術を受けましたが、

手術は大量出血を伴い、

術後の回復は難航しました。

 

娘は小さな身体で術後1ヶ月頑張りましたが、

 

生後43日の日、

私の指をにぎりながら息を引き取りました。

 

娘の瞳は最後の最後まで私を見つめていました。

 

そして私も娘の瞳を見つめていました。

 

私達は見つめ合っていました。

 

娘の小さな手が握りしめる、

私の右の人差し指、

 

そこから力が失われるのを感じながら、

 

娘の私を見つめる瞳がゆっくりと天井を見て、

力を失う瞬間を見ながら、

 

私は娘の命が、

旅立つ瞬間を見ていました。

 

娘の遺体をおくるみに包み、

抱っこして病院の裏口から出ました。

 

失意と決意

生まれてこのかたずっと病院で過ごしてきた娘を、

やっと家に連れて帰ることができました。

 

自宅の小さなベビー布団に寝かせて、

動かなくなった生後1ヶ月の小さな身体を見つめていました。

 

美しく無垢な娘の顔を見つめていると、

 

そこだけ切り取られたような、

特別な空間に迷い込んだような感覚に包まれました。

 

娘が纏う、

深くて甘美な闇が、

私を強い引力で呼びます。

 

そこに待つのは静寂と安らかな眠りの世界でした。

 

そのまま引力に身を任せて目を瞑りたい。

 

(眠りたい)

 

(このまま眠れば楽になれる)

 

そのようなことを思っていました。

 

だけどその時、

 

私の中で別の声がしました。

 

(もう一度産もう)

 

私はその言葉に引き戻されました。

 

『もう一度産もう』

 

私はもう一度赤ちゃんを産もうと決めました。

 

娘が旅立ってから1ヶ月後、

私の体は再び排卵を始めました。

 

そこからが七転八倒の妊活の始まりでした。

 

私はこの頃、

もう一度妊娠さえすれば、

失った娘にまた会えると思っていました。

 

もう二度と会えないところに逝った娘に。

どうしても会いたい。

 

だから並々ならぬ執念で、

妊娠を望んでいました。

だけど、

強く思ったところで妊娠はしない。

 

刻々と歳を重ねていく自分の身体と、

妊娠の可能性への不安。

 

娘を失った苦しみ、

辛さ、

悲しさ、

寂しさ。

 

失った娘への恋しさ。

 

次こそは妊娠したに違いないと、

何回も想像妊娠を繰り返して。

 

大きなお腹を抱えた妊婦さんを見て、

目を背けたくなり。

 

小さな赤ちゃんを抱いている人を羨み。

楽しそうにしている家族を羨み。

 

心がだんだんと固まっていき、

動かなくなりました。

 

そこから、 

 

固まった心を溶かして、

 

苦しむのをやめ、

悲しむのをやめ、

羨むのをやめ、

 

事実と向き合い、

感謝の気持ちを持ち・・・。

 

そのような心境にたどり着くまでに、

越えなくてはならない壁が、

何層もありました。 

 

苦しい時に気をつけていたこと 

f:id:kirakirapark:20200224131857j:plain

苦しい時ほど生活はきちんしようと思っていました。

 

ちゃんとご飯を食べて、

お風呂に入って、

部屋の掃除をする。

 

そうやって、

きちんと生活することが、

長く永遠にも思える真っ暗なトンネルに、

希望の光が差す早道になると信じて。

 

心の活路が開けない時に、

生活が自堕落的になってしまうと八方塞がりになってしまう。

 

そのようなことを繰り返し考えながら床磨きをしていた記憶があります。

 

妊活

赤ちゃんが欲しい。

だけど自然体でいたい。

 

一途な願いと、

思い詰めずにいたい、

という葛藤の中、

 

生活の中に取り入れた工夫や、

私が実際にやっていた妊娠のためのおまじないなどを紹介します。 

 

生活の工夫

規則正しい生活と、

体を温めることを心がけていました。

 

  1. 早寝早起き     生活リズムを整える
  2. 基礎体温の計測   体のバイオリズムを知る
  3. 朝一の白湯     体を温める
  4. ヨガ        体のメンテナンス
  5. サプリメントの補給 葉酸・鉄分・カルシウム

 

おまじない①   ファーストシューズ

f:id:kirakirapark:20200224131927j:plain

普段利用する車の中に、

未来の赤ちゃんのためのファーストシューズをつるします。

 

このファーストシューズが、

『赤ちゃん待っていますよー』

の、

合図になるそうです。

 

未来の赤ちゃんのことを思いながら、

可愛らしいファーストシューズを買ってきます。

 

ファーストシューズは、

赤ちゃんが生まれて初めて履く、

靴底がツルツルで溝がない、

 

小さな靴です。

 

靴のかかとのフープにリボンを通し、

車の手すりに結びつけます。

 

おまじない②   靴下のポプリ

f:id:kirakirapark:20200224132010j:plain

新生児用の靴下に好きな香りのポプリ - Wikipediaを詰めて、

枕元に置きます。

 

新生児用の可愛らしい小さな靴下を買ってきて、

靴下の中に詰めるポプリを探します。

 

私の場合、

なかなかちょうど良いものが見つからず、

 

ポプリの代わりに好きな香りのアロマオイルを買ってきて、

コットンに染み込ませました。

 

香りをつけたコットンを丸めて、

片方の靴下もクルクルと丸めて、

 

その丸めたコットンと靴下を、

もう一方の靴下に詰めます。

 

靴下の口はリボンで結びました。

 

ちなみにこの時私が選んだアロマオイルは、

ローズウッドでした。

 

パワーストーン

f:id:kirakirapark:20200224132117j:plain

『妊娠がしたい』

『そういう時に持つパワーストーンは何が良いだろう』

と考えた時に、

頭に浮かんだブレスレットがありました。

 

近場のショッピングモールに行き、

 

2件のパワーストーン屋さんを巡り、

イメージに通りのブレスレットを見つけました。

 

それは、

アルゼンチン産のインカローズ菱マンガン鉱 - Wikipediaで出来た、

細いブレスレットです。

 

迷う事なく購入。

 

右手首と左手首に交互につけて、

しっくりときた左手首にブレスレットをすることにしました。

 

後から調べたインカローズの意味ですが、

『愛を引き寄せる』など数ある意味の中で、

『ホルモンバランスを調える』

というのがその時の私にはしっくりときました。

 

入浴や洗顔、

水仕事以外はずっと身につけていたのですが、

 

第三子を妊娠し、

妊娠8ヶ月に入った頃、

いつものように水仕事で外し、

再びつけようとしたところ、

いつもの所に置いていたはずのブレスレットが無くなっていました。

 

無意識に違うところにでも置いてしまったのか、

探しても見つかりませんでした。

 

パワーストーンは役目を終えると無くなることがある。

と聞いたことがあります。

 

もしかしたら、

このブレスレットも役目を終えて無くなったのかもしれません。

 

読書

f:id:kirakirapark:20200224110048j:plain

【スピリチュアルメッセージ2  死することの真理】

江原啓之さん著。

図書館でぶらぶらしている時に見つけた本です。

 

なんとなく手に取り、

借りてきたのですが、

 

私には特効薬でした。

 

本を読み始めたら涙が止まらなくなり、

読み終えた後、

憑物が落ちたようにスッキリ爽やかな気分になりました。

 

『私は娘が恋しい。生涯愛している』

『だけどもういい』

 

『いつかまた会おう』

 

と心の底から思えました。

 

失った娘への執着から解放されました。

 

この心の変化は、

私の妊活の中で大きかったと思います。

 

本屋さんや図書館でふと目にした本や、

気になった本を読んでみると、

 

案外その時の自分に必要な手がかりや、

メッセージが隠れているかもしれません。

 

第三子の妊娠・出産

f:id:kirakirapark:20200224130045j:plain

娘が旅立ってからおよそ1年半、

私は41歳になっていました。

 

そして、

念願の第三子を授かりました。

 

第三子の陽性反応を確認してから二週間後、

第一子と第二子を産んだ病院に向かいました。

 

妊娠初期から中期にかけて、

医師からは羊水検査の勧めが何度もありましたが、

羊水検査はしませんでした。

 

妊娠37週と1日。

42歳で第三子を出産。

 

第三子の出産は分娩の進みがとても早く、

陣痛が始まってから1時間47分後の出産でした。

 

あまりに早すぎて病院に間に合わず、

病院への道中での出産となりました。

 

1月の真冬のコンクリートの上に生まれ落ちた次男。

 

それでも救急隊員に抱き上げられてから、

元気な産声をあげました。

 

私と次男はへその緒で繋がれたまま救急車に乗り込み、

病院へと運ばれました。

 

私が胎盤を出したのは10分後病院に着いてから。

それまでがとても長く感じました。

 

夫はあとから自家用車を運転して病院にやってきました。

 

さいごに

妊娠したら無事に生まれて、

無事に育つ。

 

それを疑うことの無かった私でしたが、

 

第二子の娘を失ってからは違いました。

 

当たり前なんて何もないです。

 

だから、

第三子を授かった時、

 

子供が持ってきたものがすべて。

子供が持ってきたものを全て受け入れたい。

と覚悟を決めていました。

 

ですが、

 

やはり、

 

『子供と一緒に暮らしたい』

『そばで成長を見守りたい』

という気持ちはどうしようもなく私の中にありました。

 

『今度は大丈夫だろうか』

 

そのような思いが胸中を過り、

第三子の妊娠中、

喜び一色!

には、

中々なれませんでした。

 

それでも、

今を喜びたい。

 

不安や心配で大切な赤ちゃんとの時間を埋めるより、

 

今お腹の中に宿った命を純粋に喜び、

ただ愛することに時間を使いたい。

 

何か良くない事がわかった時は、

その時初めて心配しよう。

 

赤ちゃんと自分自身のために冷静でいることが大切で、

 

情報を集めて、

適切に対応しよう。

 

そうして、

今を喜び精一杯、

お腹の赤ちゃんを愛した方が、

 

のちの後悔も少ないだろうと思うのです。

 

今共にあるこの瞬間に想いを込めて、

明日を迎えたい。

 

産院の先生とスクリーニングの技師さんの要請で、

妊娠後期に胎児ドッグを受けに行ったりもしましたが、

 

第三子の男の子は無事に生まれてきました。

 

誕生は第二子と同じ、

37週と1日。

 

天使になった娘と一卵性の双子のようにそっくりな男の子でした。

 

その赤ちゃんは今もすくすく成長中で、

先日、1歳の誕生日を迎えました。

 

生まれた赤ちゃんと、

長男と、

夫と私。

 

家族4人で元気に暮らしています。

www.akippe.com