山田さんの tea time

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スポーツをする子供の熱中症対策。今年の振り返りと来年に向けて

今年の夏も暑かったですね。

朝夕過ごしやすくなってきましたが、まだまだ日中は暑いです。

私は、子供の少年野球の練習や試合に付き合っていて、日陰で見ているだけでも暑さでくたくたでした~。

日の当たる場所で体を動かしている子供たちは、もっともっと大変だったことでしょう。

・・・体調を崩す子供は少なくはなかったです。

子供たちの体調を守るために、様々な対策を講じながら夏を過ごしました。

 

日が短くなり、少しずつ涼しい時間が増えてきましたが、まだもう少しだけ暑さは続きそうです。

来年以降の夏を無事乗り越えるためにも、今年の夏に気がついたことや、熱中症対策としてやったことをまとめました。

 

 

熱中症の症状

炎天下で野球の練習をしていて、何人もの子供たちが体調を崩しました。

その時に気がついたことや、子供達本人に聞いた症状などについて書きます。

熱中症になった本人の症状

暑さで体調を崩してきた時に、本人が言っていた症状です。

『調子が悪くなってきた。』と思い、

すぐに休んだら回復した場合と、休んでいてもなかなか回復しなかった場合があります。

フラフラとしてくる

私が日の当たるところで、子供たちの試合を見ていた時に、頭がぼおっとして、フラフラしてきたことがあります。

『あ~、これはよくないな。』

と思い、すぐにスポーツドリンクを飲みました。

飲んだらすぐに回復しましたよ。

 

何度か熱中症の症状を体験したことがある長男が言っていましたが、

「最初はフラフラする。」

と言っていました。

頭痛

「頭が痛い。」

と訴えてくる子供も多かったです。

日陰で体を冷やしながら休んでいると、回復していく子供が多かったです。

吐き気

気持ちが悪くなったり、実際に嘔吐したりします。

日陰で体を冷やしながら休んでいると、回復していく子供や、どうしても回復しなくて家に帰る子供もいました。

自宅で休んでいると元気になっていったようです。

足がつる

高校野球の試合を見にいった時、見ている間にも、足がつって交代する人を何人か見かけました。

 

長男は熱中症になり、救急車で運ばれたことがあるのですが、

「全身がつった。」

と言っていました。

 

全身がつるとはどのような感じなのでしょうか。

私は全身がつったことがないので、感覚がわからないのですが・・・。

そばで見ていた大人によると、

「全身がピーンとなっていた。」

と言っていました。

 

病院で点滴を受けたら、元気になりました。

 

救急車では、遠くの病院に運ばれることがあります。

点滴やら検査で、まあまあの金額になります。

保険証や医療証などはできるだけ持っておいた方が、何度も病院へ行く、という手間が省けます。

子供達を外から見ていてわかる体調の悪化

『あの子体調が悪そうだな~。』と、見ていてわかる、子供の様子について書きました。

体調が悪そうだと分かったら、すぐに休ませてあげられたらいいなと思います。

 

「自分で自分の体調を気にして、必要ならいつでも休むように。早め、早めにね。」

と話していたのですが、

ちょっと無理して頑張ってしまい、悪化してしまうことが多いようでした。

前傾姿勢になる

体が辛くなってくると、まっすぐな姿勢を保ちにくくなるのか、だんだんと前かがみになってくる子供が多いです。

(逆に棒立ちになっていることもありました。)

「うちの子、体が辛くなるほど前かがみになってきて、体調の変化のバロメーター。」

と言っている保護者さんもいました。

肩や口で呼吸をしている

後ろから見ていてもわかりやすいくらい、肩が揺れて呼吸をしていたり、

離れて見ていても口が開きっぱなしで、はあはあ息をしている状態の時も、すでに体調が悪くなっていることが多かったです。

そのままにしておくとさらに悪化する可能性が高いです。

異常に汗をかいている

「辛い。頭が痛い。」

と言っている子供を見たら、大粒の汗を顔いっぱいにかいていました。

日陰で扇風機をかけて休んでいたら回復しましたが、回復には時間がかかりました。

食事が進まない様子

あまり昼ご飯を食べていない子供が、昼から体調を崩すことが多かったです。

食べていないから体調を崩すのか、体調が悪いから食べられないのか、

それとも両方なのか?

食欲は一種のバロメーターのようでした。

 

 

熱中症の症状が出てからの対策

熱中症の症状が出てしまってから、症状を改善するために取った対策です。

風通しのいい日陰で休む

大型の扇風機を回しながら、風通しのいい日陰で休ませましたよ。

水分を摂る

スポーツドリンクや、OS1など、体に嬉しい飲み物を飲ませたり、塩飴や塩タブレットなどを食べさせました。

OS1は体調が普通の時に飲んでもあまりおいしいと感じないそうですが、体調が崩れた時に飲むと、『ものすごく美味しい!』と、感じるそうです。

体が必要としていると、美味しく感じるのでしょうか・・・。

 

▽経口補水液。病者用食品。

 

▽ゼリー飲料のOS1もありましたよ。

 

▽アップル風味のOS1。子供が少しでも飲みやすいようにと、アップル風味のOS1を常備しているという保護者さんもいましたよ。

締め付ける服を楽にする

帽子を脱いだり、靴を脱いだり靴下を脱いだり、ベルトを緩めたりしていました。

横になる

ベンチに横になったりしていました。

吐き気がする子供の中には、横になるよりも座っていたい、という子供もいました。

本人が楽だと思える姿勢がいいかと思います。

首や脇を冷やす

冷たいタオルを首に巻いたり、保冷剤を脇に挟んだりしました。

足の付け根のところに保冷剤を置いたりもしました。

本人に寒くないか確認はしました。

クーラーボックスに氷と水とタオルを入れて冷やしておいたり、冷凍庫やクーラーボックスに保冷剤を入れておくようにしました。

 

▽子供の体を冷やすのにちょうどいいサイズ感。

 

小さめの保冷剤の方が子供の脇に挟みやすかったです。

熱中症にならないための対策

熱中症にならないで済むのが一番です。

熱中症にならないようにするために取った対策について書きます。

水分を充分に用意する

自分専用の、遠慮なく好きなだけ飲める水分を、充分に用意しておきます。

子供に聞いたら、「水筒のお茶が残り少なくなってきたら、節約して飲むようにしていたことがある。」

と言っていました。

体調を守るためには、体が必要としている分だけ、しっかりと飲ませてあげたいです。

 

汗をたくさんかいていると、お茶よりもスポーツドリンクが飲みたくなったり、塩タブレットが食べたくなったりします。

体が必要としているものを教えてくれるので、欲しい時に欲しいものを口にできるように準備しておきたいです。

 

▽ラベルレスのアクエリアスがありました。

 

▽炎天下にいると、塩タブレットが欲しくなります~。大容量。

しっかりと食事をする

食べていなかったら、熱中症じゃなくても、すぐに疲れてしまいます。

運動の開始まで少し時間の余裕を持って、しっかりと食事をしたいです。

普段よりも食べられない場合は、すでに体がばてている可能性があります・・・。

 

わが家の長男は、夏場は普段食べられる量よりも減るので、お弁当のサイズを半分にして、足りない分をゼリー飲料でプラスするようにしていました。

 

▽途中種類を変えたりしながら、夏場はまとめ買いをしていましたよ。

休憩中は日陰で帽子を脱ぐ

休憩中は日陰で帽子を脱ぐようにしていました。

頭の熱を逃がします。

休憩の時に首を冷やす

休憩のたびに、氷水で冷やしたタオルを首に巻いたり、ネッククーラーで首を冷やしたりするようにしていました。

休憩の時に頭を水で冷やす

休憩の時に、頭に水をかけたり、帽子を氷水に浸けてかぶる子供もいました。

したたる水で、首周りの服が濡れるので、嫌がる子供もいました。

運動を始める前にスポーツ飲料をコップ1杯飲む

長男が救急車で運ばれた時に、お医者さんに勧められました。

喉が渇いて、体が欲してからではなくて、

運動を開始する前にスポーツドリンクをコップ1杯でも飲んでおくと、熱中症予防になるそうです。

あらかじめ体の中の数値を整えておくということでしょうか・・・。

以来、少年野球の練習に行く前に、コップ1杯のスポーツドリンクを飲むようにしました。

何が功を奏したのかはわかりませんが、今のところ一度も体調を崩していないですよ。

体調の変化を感じたら早めに休憩をする

私はふらふらしてきた時にすぐにスポーツドリンクを飲んだら回復しました。

体調の変化を感じたら、すぐに休めるといいなと思います。

子供にも、『体調がおかしいな。』と感じたら、すぐに休むように言っているのですが、

試合中だと、「あと少しだけ。」とか、

練習中でも、「これが終わるまで。」とか、

つい頑張ってしまう傾向があるようです・・・。

 

頑張りすぎて、辛いのを我慢しすぎると、回復しにくくなる場合が多いようです。

少し体調がおかしいなと思ったら、できるだけ早く休めるといいですね。

さいごに

「暑さ寒さも彼岸まで」といいます。

(9月の下旬頃・3月の下旬頃)

 

朝夕涼しくはなってきましたが、昼間は暑い日もあります。

来年もまた、暑い夏はやってくるので、今年の熱中症対策について、記憶に新しい内に書いておきましたよ。

 

熱中症の本人症状
  • フラフラとしてくる
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 足がつる
外から見ていてわかる体調の悪化
  • 前傾姿勢になる
  • 肩や口で呼吸をしている
  • 異常に汗をかいている
  • 食事が進まない様子
熱中症の症状が出てからの対策
  • 風通しのいい日陰で休む
  • 水分を摂る
  • 締め付ける服を楽にする
  • 横になる
  • 首や脇を冷やす
熱中症にならないための対策
  • 水分を充分に用意する
  • しっかりと食事をする
  • 休憩中は日陰で帽子を脱ぐ
  • 休憩の時に首を冷やす
  • 休憩の時に頭を水で冷やす
  • 運動を始める前にスポーツ飲料をコップ1杯飲む
  • 体調の変化を感じたら早めに休憩をする

気温差で風邪をひいたりしないように、ご自愛ください。