山田さんの tea time

大切なものを大切にする シンプルライフをめざしたい♪

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子供の頃の疑問。死んだらどこへ行くの?どうして生きなきゃいけないの?

生きる。生きる理由について考えてみた

「夕日と青空が入り混じる」の写真

小学校低学年の頃、下校の時に歩きながら、よく考えていました。

とにかく生きなきゃならない。

何があっても生きなきゃならない。

どうして生きなきゃならないのか。

 

苦しくても生きようとするのはなぜなのか。

なぜ善く生きようと思うのか。

善く生きなくてはいけないと思うのはなぜか。

そのような不思議な自問自答を繰り返していました。

 

  • 死について。
  • 生きることについて。

幼い頃、出した答えと、大人になってから、考えたことをまとめました。

 

死んだらどこへ行くのか

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死んだらすべてが終わるのだとしたら、今私が考えていることはどこへ行くのか。

苦しんだり、悲しんだり、喜んだり、そういった感情は何のためにあるのか。

 

死んだら消えてなくなるのなら、自分さえよければいい、という考え方が得だと感じる。だけど、それは違うと思うのはなぜか。

 

死んでからも、自分であることが、続いていくからではないのか。

続くのでなければ、心があることに、意味が無い。

死んだらすべてなくなるというのなら、心で葛藤する意味が無い。と、考えるようになりました。

 

母に聞いたら怒られた

ある日、母に質問をしました。

私:死んだらどうなるの?

母:お墓の土の中でしょ。

私:土の中に入ったら、そこで終わり?

母:それはそうでしょ。

私:こうやっていろいろ考えている自分は、全部なくなるの?

母:そうじゃないの?

私:でもそれならなんのために悩んだり考えたりするの?

母:そんなことわかるわけないでしょ!・・・おかしなことを、ごちゃごちゃ聞くんじゃないよ。

・・・怒られました。

死んだらその後どうなるかについて、人に聞くのはやめて、自分で考えることにしました。

 

自分に問いかけてはぼんやりする

小学校の下校中や、授業の合間の放課の時によく考え事をしていました。

  • 生きる意味について。
  • 魂の行き先について。

 

友達には、

 

また考え事してるー!

また抜け出してるー。

またどこか行っちゃったー。

またお花畑になってる。

目を開けながら寝てるの?

また宇宙に行ってたでしょ?

夢みる夢子ちゃん。

 

とかよく言われていました。

そのくらい、私が考え事をしだすと、魂が他のところに行ってしまったかのように、集中していたようです。

思春期なると、そのようなことは一切なくなって、遊ぶことや、さぼることばかり考える、夜遊び大好き女子になっていました。

成長するにしたがって、妄想も、空想もしなくなりました。

地に足がついてきたのですね。

 

どう生きるのか

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死について考えた後は、どう生きるのかについて考えていました。

生きているから生きなきゃいけない。

生きている限り生きなきゃいけない。

 

あとは、どう生きるかだ。

何かを愛したい。

何かに尽くしたい。

 

私は長く生きて、大切な人たちを温かく見送りたい。

この世を去る人たちに、ありがとう、おつかれさま。と、声をかけて、安心と平和の中、送り出したい。

 

そう思っていました。

 

だけど実際は違いました。

人の命が旅立つ瞬間を看取るのは辛いものでした。

 

想像はあくまで想像で、現実には遠く及ばない

私は娘が旅立つ瞬間にそばにいました。

旅立つかもしれない娘に対して、

「愛してる。ママの子供になってくれてありがとう。」

と声を掛けました。

 

だけど、内心は、

 

逝かないでほしかった。

もっと生きていてほしかった。

置いていかないでほしかった。

 

全然割り切れていなかったです。

 

でも全力で、

「ありがとう。」を絞り出しました。

 

人を看取る仕事は、楽じゃなかったです。

 

私は甘かったです。

 

きっとこの世は意気込んでやってきても、本人が思った以上に、ハードなのでしょうね。

 

だから、生きることが辛くなることはあります。

 

私も思いました。

 

それでも生きなきゃならないのか。

生きるって、辛いなあ・・・。

 

トラウマをため込んだら、あとは鎧を脱いでいく

苦しみがひとつもない人生なんてあり得ないです。

この世は心を鍛える修業の場で、生まれてくる前に、自分で人生設計を立ててくるっていうじゃないですか。

それが本当だとしたら、

今苦しんでいることを、自分で考えてきたなんて、とんでもないドМですよね。

 

生きることがハードである理由のひとつに、

誕生した瞬間、大抵の人は、人生設計の記憶を、魂の奥底にしまって、忘れてしまう。ということにあります。

 

厳しい設定をして、後は忘れてしまうのだから、ものすごい荒行です。

くじけたら、どうしてくれるというのでしょう。

 

苦しみが毎回自分の弱点を突いてくるのも、

毎回ぎりぎり乗り越えられるかどうかのラインを狙ってくるのも、

自分のことをよくわかっているものの仕業だとしか、考えられませんよね。

恐ろしわ。

 

誕生し、訳が分からない状態で荒波に放り出されて、

トラウマにより、たくさんの鎧を身に付け、

トラウマに揉まれすぎて、そのまま溺れてしまうこともある。

 

生き残れたら、今度はその鎧を脱いでいく。

 

鎧を脱いでいく過程で、

自分が何のためにこんな苦しい思いをしてきたのか、乗り越えなくてはならなかったのか、気がついていくのかもしれないです。

 

私が元気をもらったいろいろ

ふと耳にする言葉や、曲に、元気をもらえることってありませんか?

私が、元気をもらえたいろいろを、紹介します。

元気をもらえたいろいろ
  • 地獄の世界に行く理由(漫画:進撃の巨人)
  • 生きる理由や生きがいについて問いかける(アニメ:アンパンマン)
  • “生きてる間ぐらいは一緒にいてくれよ”(特撮:仮面ライダーゴースト)

 

地獄の世界に行く理由

【進撃の巨人】という漫画を知っていますか?

人々の生きる葛藤を生々しく描いた作品なのですが、

ストーリーの序盤の方のワンシーンに、とても好きなセリフがあります。

 

主人公のエレンと、親友のアルミンの会話です。

《アルミンの言葉》

エレン こたえてくれ 壁から少しでも出れば そこは地獄の世界なのに どうしてエレンは 外の世界に行きたいと思ったの?

《エレンの言葉》

どうしてだって?

そんなの 決まってるだろ おれが この世に生まれたからだ!!

 

生きる理由を答えてくれているような気がします。

「おれが この世に生まれたからだ!!」

めちゃくちゃシンプル。

 

生きる喜びを考える

アンパンマンの主題歌の歌詞が素敵です♪

 

アンパンマンのマーチ 作詞 やなせたかし

そうだ うれしいんだ

生きる よろこび

たとえ 胸の傷が痛んでも

 

なんのために 生まれて

なにをして 生きるのか

こたえられない なんて

そんなの いやだ!

 

今を生きる ことで

熱い こころ 燃える

だから 君は いくんだ

ほほえんで

“何のために生まれて、何をして生きるのか”。答えられるようになりたいです。

 

なにが君の しあわせ

なにをして よろこぶ

わからないまま おわる

そんなのは いやだ!

何を幸せと感じるかは、すごく大切なところですよね・・・。

 

時は はやく すぎる

光る 星は 消える

だから 君は いくんだ

ほほえんで

 

そうだ うれしいんだ

生きる よろこび

たとえ どんな敵が あいてでも

どんな敵が相手でも、生きる喜びを歌えたら、無敵。

アンパンマンのマーチ の歌詞、一部抜粋。

歌詞の引用元:アンパンマンのマーチ 作詞 やなせたかし 


「あんぱんまん」ANPANMAN オープニング

 

“生きている間ぐらいは一緒にいてくれよ”

仮面ライダーゴーストの主題歌が好きでした♪力強くて、元気が出るから。

仮面ライダーゴーストは、2015年10月~2016年9月まで放映された仮面ライダーシリーズの一つです。

主人公は仲間を守るために戦い、命を落とし、仮面ライダーゴーストとして復活します。

 

我ら思う、ゆえに我ら在り 作詞 綾小路翔

涙が溢れるのは 君が傍で微笑むから

抱き締めたくなるのは 君が傍に居るから

 

なぜ生まれてきたかなんて

考えても 分からないんだ

だから生きる

魂 燃やし 生き抜いて

見つけ出す いつか

魂燃やし、生き抜いて、いつか見つけ出す!なんて、熱いですね。

 

心が震えるのは 君が強く見つめるから

命が輝きだす 漲るんだ 力が 

 

人は死ぬよ 必ず死ぬ

いつか君も 俺も死ぬんだ

だからせめて

生きてる間ぐらいは

一緒にいてくれよ

“生きている間ぐらいは一緒にいてくれよ”とか、率直で素敵な言葉ですね。

我ら思う、ゆえに我ら在り の歌詞、一部抜粋。

引用元:我ら思う、ゆえに我ら在り 作詞 綾小路翔


氣志團 / 我ら思う、故に我ら在り

 

さいごに

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せっかく生まれてきたのだから、ある程度は自分の願った成果を上げてから、あの世に還りたいです。

苦しい思いだけをして、途中であの世に還るなんて、辛すぎですからね。

 

時には個人で乗り越え、時には全体で乗り越え、得た平和を世の中に還元して、

そういうことを繰り返しているうちに、

いつか、生まれてきた理由に、近付けるといいですよね。