山田さんの tea time

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次男の発達障害が分かってから発達の為に取り組んだこと

わが家の4歳の次男には自閉症スペクトラム障害と、軽度の精神遅延があります。

~発達障害発覚のきっかけ~

年少の4月にこども園に入園しました。

5月に先生に言われたことです。

「次男くんは集団生活についていけていない。」

「言葉の発達が著しく遅れている。」

「発達相談に行ってみてはどうか。」

次男が同年齢の子供達より、発達がとても遅れていることを先生が心配をして、声をかけてくれました。

 

発達相談に行ってからはとんとん拍子でした。

発達検査を受けて、次男の発達がとても遅れていることがはっきりとしました。

専門の病院に行って、発達障害が発覚しました。

発達障害が分かってから、次男の発達のためにやってみたことについて書きます。

私がマイペースなのんびり屋なので、多くのことはしていないのですが、私なりに効果を感じたことです♪

 

 

専門の病院で発達障害の診断を受ける。次回の通院は10か月後

専門の病院に行き、次男の発達障害が分かりました。

30分間の診察で、先生は次男の自閉症スペクトラム障害と、軽度の精神遅延を診断していました。

初めて病院に行ったのが8月末でしたが、次回の予約はなんと翌年の6月です。

2回目の通院はまだこれからです・・・。

発達障害の通院は、すごく間隔があくようですね。

忘れてしまいそうなくらい先の予約をするのが不思議な感覚です。

 

次回の通院まで約10ヶ月。

次男に起きた変化を、先生はどのように診断してくれるのでしょうか。少し怖いのと、楽しみと、入り混じっています。

こども園に加配の先生をお願いする

専門の病院の診断書をもらい、こども園に加配の先生をお願いしました。

加配の先生とは、園生活で個別にサポートが必要な子供につけてもらえる先生のことです。

 

次男のクラスには、加配の先生が必要な子供が、他にもいました。

同じ加配の先生が、次男のこともみてくれることになりました。

 

次男の状態に診断名が付いたことや、加配の先生が付いたことで、

次男が園で配慮されることが増えて、過ごしやすくなったようにみえました。

担任の先生曰く、

「最初の頃は不安そうにしていることが多かったのですが、今では楽しそうにしています。」

とのことでした。

 

こども園の先生から発達相談の提案を受けてから、専門の病院で診断が出るまで、4ヶ月弱かかりました。

なぜ4ヶ月もかかったかというと、ほぼ予約待ちの時間です。

できるだけ早く動いたつもりでした。

子供の発達に関して相談がしたかったり、心配をしている人が多いのだなと感じました。

こども園の先生と交換日記

最近になってから、こども園の先生と交換日記を始めました。

こども園の先生からの提案です。

次男のサポートに役立てたい。

次男の発達にプラスになれば、とのことでした。

 

「交換日記には、どんなことでも書いてください。」

「お母さんが気になっていること。」

「次男くんが家ではどのように過ごしているのか。」

「こういう時、どうしているのか。」

「療育教室で聞いたことや、やったこと。」

「園への文句。何でもいいです。」

 

副担任の先生、加配の先生が、次男の園での様子を日記に書いてくれます。

互いの質問に答えたりもします。

 

授業参観だけではわからなかった、次男の園での姿が見えてきました。

先生にずいぶんお世話になっていること、次男が頑張っていること、次男が好きなこと、次男が好きな先生、次男が好きな遊び。

 

ありがたいことです。

次男のサポートのために、交換日記をもっと生かしたいので、どのようなことを書いたらより有効なのか、考え中です。

療育に通い始める

次男の発達障害が分かってから、町がやっている療育教室に通い始めました。

言葉の発達

次男は言葉がとても遅れています。専門の病院では、3歳半頃の時点で言葉の能力が1歳程度と言われていました。

次男の前では言葉をゆっくりと話す

大人の話すスピードは、言葉を覚え始めの子供からすると早いらしいので、次男が聞き取りやすいように、意識してゆっくりと話すように言われました。

常にゆっくりと話すことはできていませんが、気がついた時にはゆっくりと話すようにしています。

「何を言っているのか分からない。」と言い返さない

子供が話した事に対して、言葉が不明瞭で分からなくても、

「何を言っているのか分からない。」

と返さない方がいいそうです。

子供の話す意欲をそいでしまう可能性があるとか。

 

最初は上手に話せなくても、繰り返しているうちに上達していくので、

言葉のコミュニケーションを好きになってもらった方がいいそうです。

 

『話して良かった。』

『話すことは楽しい。』

と、次男に感じてもらえたら・・・。

 

と、思っていたのですが、

「分からない。」と言わないのは、意外と難しかったです。

(/_;)

 

次男は、活舌がいい方ではありません。

「分からない。」と言わないと決めていても、実際のところは、分からない言葉が多数・・・。

 

次男の言ったことをオウム返ししてみたり、

状況から判断して次男の言いたいことを代弁してみたり、

「うん。うん。」と、話を聞く姿勢を見せたり、いろいろと試してみました。

 

私が解釈を間違えると、次男は、

「ちがう!」

と言ったり、

何度も繰り返し同じ言葉を伝えてくれました。

 

次男は、あまり口を動かさずに話していることに気がつきました。

 

大きな口を開けて言葉の発音を教えたりしています。

口をしっかりと動かしたほうが、言葉は明瞭になります。私がしっかりと口を動かして、次男に見てもらうと、まねをしてくれることがありました。

 

 

運動発達の向上、体幹を鍛える

体の筋肉を鍛えることで、口の筋肉も鍛えられて、活舌が良くなったりするそうです。

発達の段階はピラミッドのようになっていて、体幹が強くなることが次の発達段階に進む一つのピースにもなっているらしいです。

自宅で体を動かせるおもちゃを置くことにしました。

 

現在、自宅にある体を動かせるおもちゃは、ジャングルジムと滑り台(長男が赤ちゃんの頃に購入した物。)。

トランポリン。

ロディです。

療育でもよく利用する、バランスストーンも欲しいなと思っているところです。

 

▽バランスストーン。飛び石のように渡ることで体幹が鍛えられるそうです♪次男には少し難易度が高めですが、楽しそうに遊んでくれます。

自宅にトランポリンを置く

療育仲間の家に遊びに行った時に、自宅にトランポリンが置いてあるのを見て、わが家も置くことにしました。

トランポリンを置いてから半年以上経過しますが、飽きることなく跳ねてくれていますよ。

「見てー!見て―!」

と言いながら笑顔で楽しそうに跳ねてくれています♪

 

はじめの頃はトランポリンから落ちることもありましたが、今では体をコントロールするのが上手になって、飛ぶ位置を変えたりしながら、自分で変化を楽しんでいます。

昨日は自分が跳ぶタイミングに合わせて手拍子もしていました。

かなり体を上手に使えるようになってきました♪

 

 

▽インテリアになじみやすい、クッションのようなトランポリンもありますよ。

幼児用バランスボール、ロディを購入

最近ロディを購入しました。

ロディは幼児用のバランスボールです。馬の形をしたロディにまたがりぴょんぴょん跳ねることで、遊びながら体幹を鍛えることができるそうです。

次男はその場で跳ねたり、ぴょんぴょん跳ねながら移動したり、

ボール型のバランスボールに座った長男とバランスボールをぶつけ合って遊んだりしています。

たまにロディごとコロンとひっくり返ったりしていますが、ケラケラと笑って楽しそうです。

自己肯定感を高める

次男の中身は、実年齢よりも1歳半から2歳程度幼いです。

同じ学年の子供達より、できることが少ないです。

療育の先生から、次男の自己肯定感を高めるために、簡単にできることを教えてもらえました。

ちょっとした行動を認める・褒める

ちょっとじっとできた時に、

「よくがんばったね!」

 

簡単な工作ができた時に、

「よくできたね!」

 

トイレを頑張れたら、

「イエーイ!」

と、ハイタッチ。

 

「今ですよ!褒めてください!」

と、先生に言われながら、最初は戸惑うこともありましたが、だんだんと褒めることに慣れてきました。

 

「えらいなー。」

「すごいなー。」

「できたねー。」

「じょうず!」

「できるやん。かっこいー!」

「見せて見せて!」

少し感じた感動を、大きく膨らませて、喜んでいます。

自分の喜びも大きくなるし、次男も嬉しそうにしています。

次男の感情に共感をする

泣いていたら、

「悲しかったね。」

 

怒っていたら、

「嫌なんだね。」

 

喜んでいたら、

「嬉しいね。」

など・・・、

次男の感情を代弁することで、次男に、『わかってもらえている。』という、安心感を与えたいです。

 

「これが悲しいということなんだ。」

「僕は楽しい。」

など、

感情を言葉で表現することを知ってもらったり、次男の言葉が増えることにも繋がればいいなと思ってます。

発達障害がある子に有効なことは、定型発達の子にも有効

発達障害がある子の発達の為にできることは、定型発達の子にも有効だと、療育の先生が言っていました。

長男にもバランスボールを買いました。

ドラクエのスライムナイトみたいにぴょんぴょん跳ねて移動しています。

とても気に入っているみたいで、毎日ぴょんぴょんしています。

(スライムナイトは、ゲームのドラゴンクエストに出てくるモンスターです。スライムの上に小さな騎士が乗っていて、剣を振りかざしています♪)

 

意識をしていないと、つい反応が平たんになりがちですが・・・、

気がついた時は、

長男の成果に大きなリアクションで喜ぶようにしています。

長男が嬉しそうだし、私も嬉しくなります。

さいごに

次男の発達障害が分かってから、次男の発達の為に取り組んできたことについて書きました。

こども園にて
  • こども園で加配の先生をつけてもらう。
  • こども園の先生と次男の発達で連携を取るために交換日記を始める。
療育にて

言葉の発達

  • 次男の前では言葉をゆっくりと話す。
  • 「何を言っているのか分からない。」と言い返さない。

運動発達の向上、体幹を鍛える

  • 自宅にトランポリンを置く。
  • 幼児用バランスボール、ロディを購入。

自己肯定感を高める

  • ちょっとした行動を認める・褒める。
  • 感情に共感する。

発達障害が発覚する前は、言葉の力が1歳程度と言われていましたが、

今では、

「グルグル回ってる。」

「おかわりくださいね。」

など、言葉の表現が少し豊かになりました。

 

相変わらず甘えん坊で、抱っこが大好きですが、動きが活発にもなりましたよ。

しぐさが赤ちゃんのようでしたが、少しやんちゃになってきました。

 

もうすぐ発達専門の病院の予約の日です。

最初に病院に行った日から約10ヶ月。

次男の成長を、専門の先生はどのように見るのか、怖くもあり、楽しみでもあります。

どのような結果でも次男はわが家の可愛い次男♪ありのままの次男を受け止めたいです。