ストレス解消のつもりが、結果的にもっとストレスをためてしまったことはありませんか。
おすすめではないストレス解消法をすると、一見その場はすっきりとするかもしれませんが、
マイナスの効果がブーメランのように返ってきたあとが大変なのです・・・。
私自身が経験をしたり、周りの人を見ていて、やめた方がいいなと思ったストレス解消法を書いていきます。
やめた方がいいストレス解消法
辛い時に感情のおもむくまま起こした行動は、基本的に辛い現象ばかり引き寄せます。
- 食べ過ぎる。
- お酒を飲みすぎる。
- いろいろな人に相談しまくる。
- 悪口を言う。
- ドタキャンする。
- 八つ当たりをする。
- 感情的に振舞う。
- 衝動買いをする。
- ギャンブルをする。
始めは勢いに任せてやったことが、習慣化してしまったら大変です。
ほどほどだったら、いいと思うのですが、綺麗にけじめをつけられる人は、どれほどいるのでしょうか。
食べ過ぎる
少し贅沢なものを食べたり、甘いものを食べたり・・・、至福の時間ですよね♪
ほどほどだったら、美味しいものを食べるのは最高の癒しです。
だけど、どうでもいいものを、その時の勢いにまかせてたくさん食べ過ぎると、あとで後悔をすることに・・・。
体重計にのって後悔。
胃が持たれて後悔。
変な時間にお菓子を食べる習慣がついて後悔。
私は食べて自分の気を紛らわす習慣がついてしまったことがあります・・・。
食べて気を紛らわす習慣を無くすのは、時間をかけてゆっくりとやるか、
一気にやめるのなら、かなり気合がいります。
一気に頑張りすぎると、リバウンドすることだってありますよ。
私はリバウンドをして、前よりも太ったことがあります。
せっかく食事をするのなら、食べ物をじっくりと味わって、最初から最後まで至福の時間であってほしいと思います。
お酒を飲みすぎる
お酒を飲むと、その時の感情が増幅する傾向があるようですね。
楽しい気持ちで飲めればいいのですが、
楽しくない気持ちで飲んだら、楽しくない気持ちが増幅して、
制御が難しくなっている、身近な人の姿を見たことがあります。
本人が辛そうでしたし、周りの人も大変でした。
私は、警戒をして、できるだけ視界に入らないように、逃げるように過ごしていました。
せっかくのお酒だから、飲んで楽しい時間になるといいですね。
いろいろな人に相談をしまくる
相談する相手がいるのはいいことなのですが、人の口には戸を立てられないもので、話が広まるリスクも無視はできません。
全ての人が同じような気持ちで、温かく共感しながら話を聞いてくれるとも限りません。
話が広がって、過ごしづらくなる可能性だってあります。
後々自分が傷つくことの無いように、話をする相手は選びたいところです。
また、仮に話が広がったとしても、相談した相手を責めないように、ありたいです。
この人から広まるのなら仕方がない、と思えるような相手に、相談をしたいですね。
悪口を言う
意図的に相手を貶める悪口はもちろんのこと、
感情的になると、相談している内容が、結果、悪口になってしまっていた、ということもあります。
悪口を言いたくなるほどの相手というのは、
元々は自分にとって重要な人物だったからこそ、より腹が立つ、ということも、考えられますね。
大事な相手ではなくても、自分を守りたくて悪口を盾にしてしまうことだってあります。
悪口により一時的に物事が思うように進んでも、
それは本当に一時的なことで、一見、上手くいっているように見える時間が長ければ長いほど、
後で大きな波となり、放ったネガティブが返ってきます。
悪口を言った対象から直接怒られるなら、優しい話で・・・、
運命からお仕置きされる場合は、心底堪えるような内容となるでしょう。
運命からのお仕置きは、その人にとって泣き所をついてくる、非常に苦しいものなので、ちょっとしたストレスでは済まなくなります。
勢いに任せて酷い悪口を言ったり、いつまでも悪口を言い続けるのは、自分の為に、やめておいた方がいいと思います。
ドタキャンする
何もかもどうでもいい、
という気持ちになっても、一時的なものなので・・・、スケジュール帳を開いて、予定を確認するのは忘れないようにした方がいいです。
大変だから仕方ないよね、で、理解してもらえることもあるかもしれませんが、
ドタキャンを何回も繰り返していたら、行き場所が減っていってしまいます。
出かければ気分が変わることだってありますので、出かける価値はありますよ♪
私は落ち込み過ぎて、出かけて楽しそうな人たちを見て、余計に落ち込んだ経験がありますが、
その時は、それ以降、人と約束をしないようにしていました。
どうしても出かけたくない時は、ドタキャンにならないように、余裕を持ってキャンセルをしたいですね。
辛い状況でも投げやりにならない姿勢は、誰かに伝わります。
それが、後々の自分を救ってくれることだってありますよ。
やけを起こす
自暴自棄になった状態です。
ストレスを強く感じている時は、余裕がなくなっていて、ありとあらゆることでネガティブな感情を抱きがちです。
自分なんてどうでもいい、という気持ちになったり、
相手を思いやるよりも、自分を思いやってほしい気持ちで溢れたり、自分のいら立ちを分かってほしいという感情になっている時は、
ネガティブな感情に支配されている可能性が高いですよ。
勢いに身を任せないように。
最悪な時の気持ちに任せて、無謀なことはしないように。
自分を苦しめるようなことはしないように。
周りの人と、自分自身のために。
八つ当たりをする
感情が波立って、自分のそばにいてくれる人に当たり続けてしまったら大変です。
携帯を投げたり、家のドアを蹴ったり、物に当たることも、同じです。
ストレスがあって辛い状況でも、そばにいてくれる存在を大切にできなかったら、いずれその関係も崩壊します。
人の心は流動的で常に変化するものだし、物もまた、永遠ではないからです。
自分の寂しさや、苦しさを理解してほしいと思っても、八つ当たりという方法で発散し続けると、
進んだ先に待ち受けるのは、本気の孤独です。
八つ当たりというのは、物を破壊するし、続ければ、人の心も破壊します。
あちこち破壊した未来に待ち受けるのは、運命による報復です。
八つ当たりをした本人が、最も堪える方法で、ブーメランのように返ってきます。
人は完ぺきではないし、一切八つ当たりをしない、イライラを周りに見せないなんて、なかなかできることではありませんが、
できるだけ早く気持ちを切り替えることで、切り抜けていけたらいいですね。
衝動買いをする
気持ちが落ち着かない時にした買い物は、買う瞬間までがピークになってしまいがちです。
使わない持ちものが増えれば増えるほど、身に付けた脂肪のように、自分の負担になっていってしまいます。
気持ちの整理がつかない時は、逆に持ち物を手放していった方が、気持ちがまとまりやすくなるということもありますよ。
勢いに任せた買い物はしない方が、結果気持ちの回復も早くなるのではないのでしょうか。
ギャンブルをする
ギャンブルをする時の高揚感は、一時の辛さを忘れさせてくれる効果があるそうです。
ストレスから目をそらす効果があるので、一度この方法を覚えてしまうと、なかなか抜け出せなくなります。
抜け出す時は、ストレスの根元にある問題としっかりと向き合えた時だけです。
だけど、根元にたどりつく前に、生活がままならなくなり、崩壊してしまう可能性が高いのがギャンブルです。
ギャンブルが習慣化すると、借金の習慣化にも繋がりやすいです。
お金のトラブルは、生活そのものに大きな影響を及ぼします。
生活そのものが成り立たなくなってしまったら、家族が成り立たなくなってしまいます。
家族が崩壊してしまったら、ストレスを乗り越える糧がなくなってしまう人もいるのでは。
後ろ向きなギャンブルには、借金と嘘がセットになりやすいです。
周りの人も巻き込んで、大変な苦労を背負い込みます。
ちょっとした楽しみの一環ならば素敵なのですが、
ギャンブルが、日常の辛さを紛らわすための手段になってしまったら、借金地獄、家族の崩壊との相乗効果で、抜け出すのは至難の業です。
抜け出すためには、周りの人にも相当な忍耐と根気を求めることとなります。
失敗して崩壊し、巻き込まれるリスクを抱えながら、誰がその大変さを引き受けてくれるのでしょうか。
極力初めから踏み込まないのが正解です。
ギャンブルは、辛い時の特効薬ではなく、
楽しい時のお楽しみとして向き合えたらいいですね。
さいごに
自分の失敗や、身近な人が混乱している姿を見ていて感じた、やめた方がいい、ストレス解消法の紹介でした。
- 食べ過ぎる。
- お酒を飲みすぎる。
- いろいろな人に相談しまくる。
- 悪口を言う。
- ドタキャンする。
- 八つ当たりをする。
- 感情的に振舞う。
- 衝動買いをする。
- ギャンブルをする。
習慣化したり、やりすぎたりしなければいいと思います。
ストレスがかかっていたり、気持ちの整理ができていない時は、行動がエスカレートしがちなので、最初から行動を控える方が、楽なのだろうとは思います。
苦しいことを、さらに苦しいことで、紛らわせても、問題が解決することはありません。
自分で自分を傷つけないこと。
周りで手を差し伸べてくれる人がいたとしても、
自分自身が自分の足で立ち上がる決意をしないと、立ち上がることはできません。
立ち上がろうと思えるきっかけは、意外とささやかなものだったりするのかもしれませんね。
日常の小さなことを大切にしながら、今日を乗り越えたら、明日は少し違ってくるのではないのでしょうか。
明るい未来が待っていますように。そして、明るい方向に歩いていけますように。