わが家には現在7歳の長男と、2歳の次男がいます。
今回は次男の方の、成長の話です。
母子手帳を見ると、赤ちゃんの標準体重の発達曲線がのっています。
次男が生まれた時は3170gで、標準よりも少し大きいくらいの赤ちゃんでした。
ブルーの色がついた範囲は赤ちゃんの発育曲線。
折れ線は、わが家の次男の成長を記したものです。
次男は少しずつ成長をしていましたが、成長は平均よりもゆっくりで、
生後1ヶ月の頃には体重がほぼ標準体重になり、
生後2か月の頃には標準体重を割って、同じ月齢の頃の赤ちゃんたちと比べて、小柄な赤ちゃんになっていました。
もっとも小柄になっていた時期は生後5か月の頃で、
その頃には赤ちゃんの成長曲線幅の下から5分の1位の位置まで下がっていました。
体重がなかなか増えなくて、どんどん細身の赤ちゃんになっていく・・・。
親としては、めちゃくちゃ心配。どうして体重が増えないんだろう・・・!
しかし、現在!
2歳の次男はというと、少しぽっちゃり体形の、標準くらいの身長に戻ることができました。
もっとも小柄になった生後5か月の頃から、どのようにして大きくなってきたのか、その方法を書きます。
お母さんたちの心配事が、少しでも減ればと願います!
ベビーマッサージ教室で毎月測る体重測定
月に一回ある子供支援センターのベビーマッサージ教室で、毎月、赤ちゃんの体重を計っていました。
私は、次男が生後2ヶ月の頃から通い始めました。
次男の体重は、毎月少しずつは増えているのですが、本当に少しずつで・・・、
後から生まれてきた月齢の若い赤ちゃんに、どんどん体重を抜かされていました。
「体重が増えないな・・・。」
ベビーマッサージを指導してくれている助産師さんも、心配をしていました。
長男は、次男と違い、赤ちゃんの発育曲線の上限を突っ走る子で、今でも平均より身長が高いです。
長男と同じように育てているのに、次男はどうして大きくならないのだろう・・・?
さらに次男は、
周りの赤ちゃん達に比べて、運動機能の発達がゆっくりでした。
首が座るのも、寝返りを始めるのも、いつもダントツで最後でした。
えーん。不安ばかりがつのる・・・。
わが子の体重を計りながら、成長を喜び、嬉しそうにしている他のお母さんたちがまぶしすぎて、
次男をベビーマッサージに連れて行くのが辛くなってきました。
だけど、万が一、次男に何か隠れた病気があって、成長がゆっくりなのだとしたら、早く見極めなくてはなりません。
そのためにも、
『自分たちだけの世界に引きこもるわけにはいかない。』
そう思って、ベビーマッサージ教室に通い続けていました。
現実から目をそむけていはいけない!・・・そう思いつつも、不安は消えない・・・。
助産師さんからの提案
ベビたんの体重が伸び悩んでいるのを見て、助産師さんが言いました。
「離乳食を早めに始めてみたら?」
この助産師さんは、助産師歴40年以上の大ベテランで、なおかつ産後のお母さん達の相談にのるために、小児科の看護師もしていて、幅広い知識を身に付けている人でした。
「赤ちゃんの中にはね、たまに母乳やミルクがあまり好きじゃない子がいるの。」
「そういう子たちには、早めに離乳食を始めてあげるといいんだよ。」
「そうすると、体重が増え始める子っているから。」
それを聞いて、私は藁にも縋る思いで、次男の月齢が5ヶ月に入ってすぐに、離乳食を始めました。
様々な可能性からできるだけ早く的を絞るためにも、迷いはありませんでした。
離乳食を始める時のタイミング
離乳食は生後5・6ヶ月の頃から始めると言いますね。
離乳食はいったん始めるとノンストップで続きますし、すっごく手間がかかって、大変です。
母乳やミルクだけをあげている方が楽♪
だから長男の時は、生後6ヶ月に入ってから離乳食を始めました。
次男は生後5ヶ月から開始。
育ち盛りの赤ちゃんのうちに、大きくしてやりたい!
その一心からでした。
離乳食を始める時の条件
- 首がしっかりと座っている。
- 食べ物に興味を持ち始める。
- 腰が安定し始めている。
などなど。
私は、次男が5ヶ月から離乳食を始めるのは、ちょっとフライング気味な気がしましたが、
最低限、首の座りは小児科の先生のお墨付きをもらっていたので、次男の離乳食を始めることにしました。
「体の成長と、発達はある程度比例するから。」
「体が大きくなれば、発達もついてくるかもしれないよ。」
助産師さんの言葉です。
離乳食を早めに始めることで、
- 体重が増えない。
- 運動発達がゆっくり。
この2点が解決してくれればと思いました!
次男が5ヶ月で離乳食を始めた時の発達状況
首がしっかりと座っているか?
- ちょうど座り始めたところ。
食べ物に興味を持ち始めるか?
- あまり興味を持っていないと思われる。
赤ちゃんが食べ物に興味を持っていると、周りの人が口に運ぶ食べ物を凝視したり、人が食べてる口元を見て、一緒に口をもぐもぐさせたりします。
食べ物に手を伸ばすようなしぐさを見せたりもします。
腰が安定し始めている
- 腰の安定に関しては、まだまだ先って感じでした。
次男。がつがつと食べて、どんどん大きくなる
「赤ちゃんの中にはね、たまに母乳やミルクがあまり好きじゃない子がいるの。」
「そういう子たちには、早めに離乳食を始めてあげるといいんだよ。」
「そうすると、体重が増え始める子っているから。」
どうやら次男は、この条件にがっつりと、はまったようでした。
離乳食を食べ始めたら、次男の体がどんどんたくましくなっていきました。
生後5ヶ月ごろ、細くて小柄な赤ちゃんになっていた次男でしたが、
離乳食が安定して、母乳やミルクよりも、食事からの栄養摂取がメインになる頃には、
標準サイズの赤ちゃんに戻ることができました。
というより、ぽっちゃりしていた。
今では会う人会う人に、
「がっしりした子だね。」
「上の子より大きくなるんじゃない?」
「健康でいいわ。」
と言われるようになりました。
さいごに
子供のケアに関しては、色々と慎重にならなくてはならない面が多々あります。
離乳食をたくさん食べられるようになってほしくても、
離乳食の発展の手順はちゃんと守らないといけません。
私の知り合いのママで、全卵を早くから食べさせて、アレルギーが出て、離乳食をはじめからやり直し!になったママもいます。
わが家の次男の場合は、
「赤ちゃんの中にはね、たまに母乳やミルクがあまり好きじゃない子がいるの。」
このパターンにはまりました。
ちなみに私は母乳とミルクの混合で育てていました。
もしも、赤ちゃんの成長が周りに比べてゆっくりな気がして、心配をしているお母さんがいたら、
このようなこともあるよ。
と、お伝えしたいです。
一つでも心配事が減りますように。
可愛い赤ちゃんと、ご家族が、幸せな時間を過ごせますように。