【ヘアドネーション】髪の寄付。病気等で髪を失った子供達に人毛のウィッグを
こんにちは!お茶するのが大好き!主婦の山田さんです♪お立ち寄りくださり、ありがとうございます♪
芸能人など、有名人の方が髪の寄付をしたことで、ご存じの方も多いと思います。
髪を失った子供たちの為に人の髪でできたウィッグを寄付する活動が【ヘアドネーション】です。
人工毛と、人毛のウィッグだと、見た目も、まとまり方も、全然違うそうです。
そして、値段も・・・。
人毛のウィッグは高いです。
実際、髪の毛は高く売れるみたいですね!
私は今までに2回、髪の毛の寄付をしました。
腰近くまで髪を伸ばして、バッサリ切って、【ヘアドネーション】をしている団体に寄付をするのです。
その時の経験を踏まえて、注意してもらいたい点などをまとめました。
- 【ヘアドネーション】を検討している方。
- 【ヘアドネーション】に興味のある方。
【ヘアドネーション】を知ったきっかけ
2015年に、柴咲コウさんが長い髪をバッサリと切って、寄付したという話をテレビで見て知りました!
だいぶ前ですね。
「こういうこと、いいなー。」
と思ったのですが、実際にはなかなか行動に、移しませんでした。
髪を寄付した理由
いざ私が髪を寄付したきっかけですが、自分の子供を失ったことでした。
娘の病気に寄り添う期間があり、・・・そして娘は旅立っていきました。
娘の痛みを見つめ、寄り添う期間はとても辛かったです。
(亡くなった後のことは、苦しみでしかないです。)
寄り添う期間の辛さは、
ずぶずぶの泥沼に足を取られながら、毎日歩いているような感じ。
呼吸をしても、空気が違う。
景色を眺めても、同じ景色なのにまるで違うもののように見えていました。
娘は病気と闘い、旅立ちましたが、
どこかで同じように子供の病気に寄り添い、苦しんでいる人たちがいるのなら、少しでも心が柔らかくなるお手伝いがしたいと思ったのです。
そして、病気と闘っている子供たちの為に。
子供達がちょっとでも笑顔になれるお手伝いができるならば・・・。
そこで、腰近くまで伸ばした髪をバッサリと切って【ヘアドネーション】に寄付をしました。
2回目の寄付も、1回目の寄付の後、再び腰の近くまで髪を伸ばして、バッサリ切り、寄付をました。
ヘアドネーションの流れ
では実際に、【ヘアドネーション】で髪を寄付したい場合、どのようにしたらいいのでしょうか?
寄付までの流れを書きました!
- 寄付をする【ヘアドネーション】の団体を決める。
- 寄付をする団体の募集要項や注意事項を熟読する。
- 美容院を探す。
- 美容院の予約。
- 【ヘアドネーション】カットをしてもらう。
- 必要書類の記入。
- 髪を自費で送る。
1.寄付をする【ヘアドネーション】の団体を決める
ネットで検索するといくつも出てきます。
各団体のサイトをよく見て、ここ!というところを決めます。
2.寄付をする団体の募集要項や注意事項を熟読する
《重要!》
せっかく数年かけて伸ばした大切な髪を台無しにしてしまわない為にも、募集要項や、注意事項など、しっかりと熟読して、理解してから行動に移しましょう。
大切な髪を、本当に必要としている人の元へ届けるためです。
3.美容院を探す
【ヘアドネーション】賛同サロンを探すのが一番のおすすめです。
だけど近場にない場合もあります。
その時は行きつけの美容院に問い合わせるのもありです。
4.美容院の予約
《重要!》
賛同サロンに予約する時でも、きちんと【ヘアドネーション】カットを希望している旨を伝えましょう。
賛同サロンではない場合!
美容院を予約する時点で、きちんと事情を説明し、【ヘアドネーション】カットが希望の旨を伝えましょう。
大丈夫なら予約をします。
場合によっては、多少離れた場所でも、きちんと【ヘアドネーション】カットに快く応じてくれる美容院に行くことをおすすめします。
5.【ヘアドネーション】カットをしてもらう
通常のカットと手順が変わってきます。
- 髪を小分けにして、細いヘアゴムでしっかりとくくる。
- ヘアゴムの少し上の位置で切ってもらう。
- 通常のカット。
- 髪を受け取って帰る。
6.ドナーシートの記入
各【ヘアドネーション】の団体に合わせて、必要書類の記入をします。
内容は、髪の毛の状態を知るために必要な情報です。
7.髪を自費で送る
団体から指定された方法で髪の毛を送ります。
送る時にかかる費用は、自己負担です。
【ヘアドネーション】をする上での注意点
《重要!》
- 各団体の募集要項や、注意事項は熟読してください。
- 担当してくれる美容師さんが、【ヘアドネーション】をよく理解してくれている必要があります。あらかじめきちんとお話しして、了承を得ておきましょう。
- 送った髪は、一つのウィッグの一部になります。一つのウィッグを作るのに、何人分もの髪の毛が必要となります。自分の髪がどのような人の手に渡ったか追うことはできません。
- 通常髪をカットする前は髪を濡らす場合が多いのですが、【ヘアドネーション】で寄付する髪は、絶対に濡らしてはいけません。
万が一髪を濡らしてしまった場合
濡れた髪の毛は、ドライヤーで乾かしても、髪の芯まで乾くのには時間がかかります。
髪は湿った状態だとカビが生えます。
カビが生えると、せっかく切ったの髪の毛をウィッグとして活用することはできなくなってしまいます。
うっかり髪を濡らしてしまったら、『今日はカットするのをやめる!』くらいの気持ちが必要です。
私が髪を寄付した団体
私が髪を寄付した団体を紹介します。
【ヘアドネーション】を行っている団体は他にもあります。色々研究して、合いそうな団体を探してもいいですね。
受領証をもらうことが可能
私が髪を寄付した団体では、『髪を受け取りました。』の証明をもらうことができました。
受領証を希望する場合は、髪を送る時に、返信用封筒を同封します。
受領証に、名前や日付は入りません。
受領証が届くまでには結構日にちがかかりました。
ゆっくりと待ちましょう。
髪を切らないヘアドネーションがある!
なんと!髪を切らないで、ヘアドネーションに参加する方法があります!
「髪の寄付はできないけど、ヘアドネーションに参加したい!」
そのような声にお応えしてできたのが、
ヘアドネーションシャンプー。
収益金の全額が、ウィッグ製作費に充てられるそうです。
【ヘアドネーション】賛同サロンの一部店舗で販売されています。
さいごに
ロングヘアって管理が大変なんですよね。
洗うのも乾かすのも。
だからちょっと自信が無いけど。
もしまた長く伸ばすことができたら、寄付します。
せっかく寄付をするならば、募集要項や、注意点は要チェックですよ!
大切に伸ばした髪の毛が、本当に必要としている人の元へ届くように・・・。
誰かが笑顔になるきっかけになりますように!