山田さんの tea time

大切なものを大切にする シンプルライフをめざしたい♪

 本サイトにはプロモーションが含まれています。

ヘラクレスオオカブトのペアとの出会い:小5男子が自分で世話をした記録。幼虫の誕生

小学校5年生の長男が、今年の夏、ペットショップでヘラクレスオオカブトと出会い、ペア(オスとメス)を自分のお小遣いで購入しました。

ヘラクレスオオカブトとは、外国産で角が長~いのが特徴の大きなカブトムシです。

飼う時の容器や、ヘラクレスオオカブトのご飯も自分のお小遣いで揃えていました。

自分のお小遣いで飼育に必要なものを買って、お世話も自分でするよ。

小5長男の初めてのヘラクレスの世話と、ヘラクレスのペアリングについて書きます。

 

 

自分で世話をする約束

長男が自分のお小遣いでヘラクレスオオカブトのペア(オスとメス)を購入しました。

飼育に必要なものも自分のお小遣いで購入しています。

ヘラクレスのペアを購入してから3ヶ月くらい経過しますが、今のところ家からは経費を出していません。

お世話に関しては、私が手を出してしまったら、長男が自分で世話をするという意識が弱まってしまうかもしれないので、

何もしないように心がけています。

小遣いは報酬制。自分の小遣いで飼育に必要なものを買う

長男が勉強をしたり、野球をしたり、スイミングや将棋で昇級をした時にお小遣いを渡しています。

長男はマイペースでのんびりやっていますが、少しずつ貯金を貯めながらもやりくりを楽しんでいるようです。

ヘラクレスオオカブトのオスとメスをペアリングさせる

卵、産んでくれないかな~。

長男はヘラクレスオオカブトをペアリングさせて、メスに卵を産んでもらい、卵から成虫になるまで世話をしたくてオスとメスを購入したそうです。

ペアリングの時は、メスのいる容器にオスのヘラクレスオオカブトを入れました。

産卵用の大きな虫かごを他に用意して、幼虫を育てるためのマットや、幼虫用の栄養強化フードも購入していました。

1回目のペアリング

1回目のペアリングの時は、メスはかなりの大食漢だったのですが、オスはほとんどゼリーを口にしていませんでした。

オスもメスもしっかりとご飯を食べられるようになっているということが、成熟の証らしいです。

成虫になっても、体の中が整うまではご飯を食べないのですね。

ペアリングは成熟してから数週間あけてからがいいみたい。

この時は時期尚早でした・・・。

2回目のペアリング

オスがしっかりとゼリーを食べるようになり、しばらくたってから再びペアリングをさせていました。

ペアリングすると寿命が短くなる傾向があるそうなので、「これで最後にする。」と長男が言っていました。

 

ペアリングが終わったら、オスとメスは再び別居です。

ヘラクレスのメスは卵はを産んでくれるのでしょうか。

1回目の産卵

ヘラクレスオオカブトのメスが産卵用に引っ越した大きな容器の土の中で、卵を5個くらい発見しました。

長男が卵だけを別容器に移してお世話をすることにしました。

湿らせた土の上に卵を置いています。(土で隠れている卵もあります。)

 

卵を採集する時は、スプーンで周りの土ごと、そっとすくいあげていました。

オスのヘラクレスオオカブト、暑さで天に召される

オスのヘラクレスオオカブトが、暑さで天に召されてしまいました。

私も長男も、カブトムシは夏の昆虫だから暑さに強いものだと勝手に思っていたのですが、そうではなかったようです。

長男は泣いていました。

扇風機と水を入れて凍らせたペットボトルで暑さ対策

部屋に冷房を入れている時以外は、ずっと扇風機を回すことにしました。

弱めのリズム運転です。

虫かごの上に凍らせた小さなペットボトルを置きました。

虫かごは家の中の風通しがいい日陰に置きました。

ヘラクレスオオカブトの卵が乾燥してしまった

卵を別の容器に入れていましたが、長男が朝早くから野球に行っていた日、土がカラカラになり、長男が家に帰った時には卵がしぼんでしまっていました。

しばらく様子を見ていましたが、茶色くなってしぼんだ卵は土と混じり合うようにそのまま卵と呼べないものになってしまっていました。

土に還ったようです。

1回目に採集してた卵が全滅してしまいました。

2回目の産卵

ヘラクレスオオカブトのメスが、2回目の産卵をしていました。

1回ですべての卵を産むのではなく、期間を空けて、少しずつ産卵をするようです。

メスが土の中を移動することで卵が傷ついたりしないように、卵を採集しました。

・・・乾燥注意です。

メスが長く土の中にもぐっていると、だいたい卵が産んであるよ。

頻繁に土を掘り返しているとメスが落ち着かないかもしれないので、1週間に1回土の中に卵を産んでいないか探すことにしたそうです。

2回目以降も卵を産んでくれていました。

 

卵を探す時は、止まり木ごとメスを虫かごの外に出しています。

ご飯を食べながらゆっくりとしていもらっています。

卵を傷つけないように、手でそおっと土の中を探すよ。

幼虫の誕生

米粒のような形の小さな白い卵が少しずつ大きくなって、丸くなり、少し茶色っぽく透けたような状態になったある日、幼虫が生まれていました。

生まれたての幼虫は、白くて、土の上にころんとまるまっていて、う~んと背伸びをしていました。

 

小さくて真っ白で可愛かったです。

 

少し時間がたつと、顔がほんのり茶色っぽくなってきて、自分で土の中に潜っていきました。

生命の誕生にとても感動をしました。

ヘラクレスのオスの忘れ形見だね。

ママ、おれ泣きそう・・・。

生まれた幼虫は1頭1部屋で別容器へ

長男は500mlのペットボトルをよく洗い、底の部分をハサミで切り取り、幼虫の個室を作っていました。

土を入れて幼虫を上に置きます。

しばらくすると幼虫は自分で土の中に潜っていきました。

深く潜るのが好きなようで、ペットボトルの底から見ると幼虫の姿が見えることが多いです。

気温が下がってくると、四方を土で囲まれている方がちょうどいいのか、底から覗いてみても姿を見かけなくなりました。

小さくて細かった幼虫が、半月くらいで太く大きく成長してきました。

土は外国産カブトムシ専用のマットを使いました。

さいごに

長男が自分のお小遣いでヘラクレスオオカブトのペアを購入しました。

ペットショップに行った時にたまたま出会い、「自分で購入して自分でお世話をする。」というので任せてみることにしました。

購入してから3ヶ月ほど経過しましたが、毎日朝晩きちんとお世話をしています。

ご飯を上げたり、霧吹きで土を濡らしたり、温度を気にしたり。

 

現在、ヘラクレスのオスは天に召されて、

ヘラクレスのメスと、卵数個と、幼虫4頭が暮らしています。

ヘラクレスのメスはすっかり土に潜らなくなりました。

卵を産み終えたのでしょうね・・・。

お疲れ様でした。

 

見つけた卵は全部で15個前後。

本当はもっと卵を産んでいたのかもしれませんが、見つけられませんでした。

 

今までは暑さ対策でしたが、これからは徐々に寒さ対策をしていかないとですね。

 

今は3頭が初令幼虫で、1cm弱から2cm程度の大きさ。

1頭が2令幼虫ですが、大きめの容器に移し、最近姿を見ていないので、どのくらいの大きさになっているのか確認できていません。

引越しの時は元気そうにしていました。

ヘラクレスオオカブトの幼虫の最終形態である3令後期の幼虫はとても大きいようです。

手のひらくらいの大きさ?

毎日少しずつ大きくなっていく幼虫が可愛い・・。

 

幼虫のおかあさんである、ヘラクレスのメスは最近少し大人しくなってきましたが、元気にしていますよ。

長男が大切に育てています。これからの幼虫の成長が楽しみです♪