わが家の3歳の次男には自閉症スペクトラム障害と、軽度の精神遅延があります。
3歳7ヶ月の時に専門の病院に行き、判明しました。
▽こども園の担任の先生に指摘されて、保健センターの発達相談に行き、発達検査を受けて、紹介状をもらい、発達専門の病院に行きました。
次男の同級生の友達の家に、親子で遊びに行かせてもらった時に、遊ばせてもらったトランポリンが最初のきっかけです。
次男の友達も自閉症スペクトラムがあります。
二人とも性格が全然違うし、得意不得意も違うのですが・・・、
次男の友達は自分でできることがとても多いのです。
取り掛かりやすいことから、取り入れさせてもらおうと思い、
わが家の長男と次男が関心を持っていたトランポリンを、わが家でも購入することにしました。
次男の成長のタイミングだったのかもしれませんが、トランポリンで遊ぶようになってから、良い変化がいくつもみられました。
トランポリンの効果、使い始めてから感じたデメリット、次男の良い変化などを、書いていきます。
トランポリンの効果について
トランポリンを買いに行く前に、トランポリンの効果についていろいろ調べました。
- ダイエットになる(代謝がアップする)。
- 姿勢が良くなる(体幹が鍛えられる)。
- バランス感覚が身につく(運動神経の発達)。
- 運動不足の解消(全身運動)。
- ストレス発散(遊びながら運動不足を解消)。
- 多動が減る(体を動かしたい衝動を発散)。
トランポリンのいいところ、たくさんありましたよ。
音楽を聴いたり、テレビを見たりしながら、気軽に跳べるところも魅力ですね。
わが家の9歳の長男と、3歳の次男も、ことあるごとにぴょんぴょんと跳ねています。
トランポリンを購入
有料の修理保証を付けて購入しました。
わが家は白い壁紙で、淡い色の木の素材が多いので、インテリアになじみやすい、白いトランポリンにしました。
できるだけ場所を取らない方がいいなという理由で、一人用の小さめのサイズを選びましたよ。
組み立ては簡単でしたが、力は必要でした。
大人二人で組み立てました。
トランポリンで遊ぶようになってからの次男の変化
わが家の次男は、赤ちゃんの頃から、町の乳幼児健診を定型発達ギリギリのラインで通過してきました。
健診に来ている同月齢の他の子供達に比べ、首が座るのも最後、腰が据わるのも最後、ハイハイも最後、歩くのも最後でした。
運動が得意ではないのかもしれない、と、気になっていたのですが、トランポリンで遊びだしてから、運動能力において良い変化がみられましたよ。
トランポリンを買う前の次男の状態
トランポリンを買ったのは、次男が3歳8ヶ月の時です。
- 階段を1段1段上る。
- 移動は抱っこばかり。
- 走るというよりちょこちょことした早歩き。
階段を1段1段上る
足を交互に出しながら、スムーズに階段を上がることができませんでした。
右足で1段上がり、左足を同じ段に上げる、
というように、1段1段階段を上がる状態でした。
同じ年代の子供たちは、交互に足を出して、スムーズに階段の上り下りをしていました。
移動は抱っこばかり
家の中では、ほぼ自分の足で移動をしているのですが、外に出ると、ずっと抱っこをされたがっていました。
いつも抱っこの次男を、私はただ甘えん坊なだけだと思っていたのですが・・・。
知り合いが貸してくれた発達障害に関する漫画を読んで、
もしかしたら次男の足は、筋力が弱いのかもしれない。
と、思うようになりました。
次男はこれまでの成長衣過程で、運動関係はすべて、できるようになるのが同月齢の子供たちの最後の方でした。
足の筋力が弱いから、疲れやすくて、抱っこをされたがるのかもしれない。
今まで考えつかなかったことなので、はっとしました。
走るというよりちょこちょことした早歩き
次男は、家で9歳の長男と一緒に走り回ることが多かったのですが、可愛らしいちょこちょことした走り方でした。
滞空時間が短くて、走るというよりは早歩きに近いような感じでした。
トランポリンで遊ぶようになってから次男ができるようになったこと
次男は、現在3歳10か月です。
トランポリンで遊び始めてからおよそ2ヶ月弱です。
- 交互に足を出して、階段を上ることができるようになった。
- 歩いてくれることが増えてきた。
- 運動会の時にリレーで走りきっていた。
交互に足を出して階段を上ることができるようになった
足を交互に出しながら、スムーズに階段を上ることができるようになりました。
下りはまだ、一段一段慎重に下りています。
駆け上がる、駆け下りる、からはまだほど遠いのですが・・・、
家の前の階段を、右足で1段、左足で2段と、交互に足を出しながら上がっていることに気がついた時には、感動をしました。
歩いてくれることが増えてきた
格段に、自分の足で歩いてくれることが増えました。
以前に比べて、ということで、まだまだ抱っこされるのが大好きな次男。
私がそばにいると、抱っこの比率が増える傾向はありますが・・・。
(*´ω`*)
運動会の時にリレーで走りきっていた
気がかりだったのが、運動会。
ちゃんとスタートをしてくれるのか、前に向かって進んでくれるのか、歩いたり横を見たりしないか、本当に走ってくれるのか、心配でした・・・。
が、
ちゃんと走ってくれていました!
バトンを受け取り、今まで見たことがない速さできちんとコースに沿って走っていました。
両手でバトンを握りしめていました。
次の子の姿が見えてくると、急にスピードが落ちてきましたが、最後まで走りきってバトンを渡していましたよ。
ちゃんと走っていたし、思っていた以上に速かったので驚きました。
- 次男なりに速く走れたことに感動!
- ルールに沿って行動ができたことに感動!
- 抱っこされるのが大好きな次男が、1人で走りきったことに感動!
4月の入園当初は、みんなと同じ行動が難しいと言われていたのに・・・、
次男の成長に感動をしました。
トランポリンのデメリット
トランポリンを自宅で使い始めて感じたデメリットについて書きます。
- トランポリンの上下が汚れやすい。
- 跳ねる音が大きい。
- 夢中になると足を踏み外すことがある。
- トランポリンは場所を取る。
トランポリンの上下が汚れやすい
掃除をする時に、トランポリンの跳ねる部分に掃除機をかけたりしています。
結構小さなごみで汚れていたりします。
ぴょんぴょん跳ねているのだから、汚れやすいですよね。
トランポリンの下も、ゴミのたまり場みたいになります。
掃除の時はトランポリンを立てて掃除機をかけています。
わが家のトランポリンは片手でよいしょと起こせるくらい、軽いので、掃除は楽ですよ。
跳ねる音が大きい
子供でも跳ねるとぴょんぴょんギシギシと、大きめの音がします。
ドラマなどの静かなシーンを見ていたら、音が気になるかもしれませんね。
夢中になると足を踏み外すことがある
9歳の長男は今のところ大丈夫なのですが、3歳の次男は跳ねながら足を踏み外したことがあります。
怪我には繋がりませんでしたが、驚いて泣いていました。
夢中になって跳ねているうちに、着地点がずれていってしまうことがあるので、小さな子供が利用する時は、見守るといいのでしょうね。
トランポリンは場所を取る
トランポリンは小さめのものでも場所を取ります。
最初置き場所をどうしようかと迷いました。
わが家は人が集まるリビングに置くことにしましたよ。
見守りやすいし、子供たちが遊ぶ率も上がります。
子供たちがいない平日の日中など、トランポリンを使っていない時は、トランポリンを立てておくことが多いです。
トランポリンを買って良かったかどうか
いいところも、気になるところもある、トランポリンですが、わが家は買って良かったと思っています。
購入してから2ヶ月弱になりますが、子供たちは飽きることなく1日に何度か跳ねていますよ。
家の中を移動中に、トランポリンで跳ねてから、目的地に移動したり、
私と話しながら跳ねたり、
手軽に遊べるところがいいのでしょうね。
跳んでいる時は長男も次男もなぜかニコニコ嬉しそうな表情をしています。
跳ぶと楽しそうです。
(*´ω`*)
さいごに
次男に自閉症と軽度の精神遅延があることがわかり、次男の成長にプラスになればと購入したトランポリン。
ちょうど次男の成長のタイミングだった可能性はありますが、トランポリンで遊び始めて良い変化がいくつか見られました。
- 交互に足を出して、階段を上ることができるようになった。
- 歩いてくれることが増えてきた。
- 運動会の時にリレーで走りきっていた。
- トランポリンの上下が汚れやすい。
- 跳ねる音が大きい。
- 夢中になると足を踏み外すことがある。
- トランポリンは場所を取る。
デメリットもありますが、わが家の場合、今のところメリットの方がはるかに上回っていますよ。
購入してから2ヶ月弱、子供たちは楽しそうに跳ねてくれています♪
▽クッションのようなトランポリンもありましたよ。いかにもトランポリンな見た目ではなくて、オットマンだったり、座椅子だったり、トランポリン以外の使い方もできますね♪