山田さんの tea time

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叩く幼児の原因と解決策

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現在は叩かなくなりましたが、

わが家の3歳の次男は、一時期、目の前にあるものを何でも叩いて、目を離せない時がありました。

 

わが家の桜文鳥の鳥籠を叩く。

自分より小さい子や、自分と同じくらいの子を叩く。

歩きながらその辺のものを叩く。

大人の足を踏む。

等・・・。

 

いろいろやるので、止めなくてはと、とにかくついて回っていました。

 

ずっと続いたらどうしよう。

もっとひどくなってしまったらどうしよう。

相手の方に申し訳ない。

 

・・・心配が絶えず。

(>_<)

 

現在小3の長男においては、叩くということで、心配をしたことが無かったので、

どうして次男は・・・、と、

暗中模索の状態でした。

 

次男のたたき癖を無くすために、改善したり、気をつけたことがあります。

そして現在、叩くことはしなくなりました。

わが家の3歳の次男の叩き癖を無くすために、したことをまとめました。

3歳の次男の叩き癖

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叩く時は、にこにこと、楽しそうに叩いていました。

止めようとすればするほど叩くので、困り果てて・・・。

 

「もう人が集まる場所には、連れていけない。」

とすら、考えるようになっていました。

 

とにかく次男の叩き癖を無くすために、本気で取り組もうと、いろいろ手を打ち始めました。

叩き癖を治す!わが家の解決策

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いろいろなことを試しました。

試すと同時に、どうして叩き癖が出てきてしまったのかも考えていました。

 

わが家では、本来、子供を叩いて指導する方法は取っていませんでしたから、

なぜ叩くようになってしまったのか・・・。

 

後で振り返ってみると、叩き癖が目立っていた期間は2ヶ月前後でした。

マイナスだった解決策
  • 感情的に怒鳴る。
  • 子供を叩いて分からせる。
プラスだった解決策
  • スルーする。
  • その都度根気よく声かけをする。
  • 戦いのシーンがあるアニメや、ニュースを見せない。
  • 兄弟に、戦いごっこをやめてもらう。

  • 子供がかまってほしそうにしている時は、しっかりと向き合う。
  • 家族仲良く過ごす。

マイナスだった解決策

いろいろ試した中で、これは良くなかったな。と、感じた解決策について書きます。

マイナスだった解決策
  • 感情的に怒鳴る。
  • 子供を叩いて黙らせる。
マイナスだと感じた理由
  • 逆に傷つけてしまう。
  • 良くない方向に向かわせてしまう。
  • 親子の信頼関係に傷をつける。
  • 子供との溝が深まる。
  • 子供が親の顔色を窺うようなる。

マイナスの解決策は、

解決どころか、余計に子供の状況を悪化させてしまう可能性があると、感じました。

感情的に怒鳴る

ついイライラして、大声を張り上げてしまったことがあります。

「なんで分かってくれないのか。」

「もういい加減にして。」

そのような気持ちが堰(せき)を切ったようになって、相手を思いやる気持ちよりも、

自分を不憫に思う気持ちが勝った時に、感情的になり、その思いをそのままぶつけてしまいました。

子供は驚いて手を止めるか、もっと悪化した行動をとります。

子供を叩いて分からせる

自分自身の心理状態が特に不安定だった時に、それは起こりました。

子供に言葉で話しても、伝わらず、行動を変えてくれなくて、短時間で2度も3度も繰り返し叩かれた時に、思わず手が出てしまいました。

 

指先で、次男の額を小突きました。

普段私はそういうことをしないし、家族で次男に手をあげる人がいなかったので、次男は驚いて目を見開いて、大泣きをしました。

 

あと、別の時ですが、次男の肩をふらつくぐらい押したことがあります。

「なんで、そんなことするの!」

大きな声を上げて。

 

次男が大泣きをしている様子を見て、

~ママは子供に手をあげたりしない~

という、子供の信頼に傷をつけてしまったことに、気がつきました。

 

泣いている子供が、傷ついているのがわかりましたが、

私も同時に傷つき、落ち込みました。

叩いた方の立場なのに・・・。

 

叩かれた痛みを分からせるために叩くということ

「叩かれると痛いんだよ。」

ということを知れせるために叩く、というのを聞いたことがありますが、

 

子供を叩いて伝わるメッセージは、

「叩かれると痛いんだよ。」

ではなくて、

 

「言葉で言ってもわからなかったら、叩いてもいいよ。」

というメッセージです。

 

保護者が、

叩いて、相手をねじ伏せる方法を、教えているようなものになります。

 

エネルギーが外に向かうタイプの子を叩いた場合

エネルギーが外に向かうタイプの子は、

より叩くことを加速させるし、

 

このタイプの子供が成長をすると、

自分のエネルギーを爆発させても大丈夫な場所や、相手を選んで、他者を叩くようになります。

 

エネルギーが内に向かうタイプの子を叩いた場合

エネルギーが内に向かうタイプの子は、

自分は叩かれても仕方のない人間なんだ、

と、自分の心を叩くようになります。

プラスになった解決策

プラスの解決策は、速攻効果が出ることはありませんが、

少し時間をかけながらも、

じわじわと確実に、効果を表してくれます。

プラスになった解決策
  • スルーする。
  • その都度根気よく声掛けをする。
  • 戦いのシーンがあるアニメや、ニュースを見せない。
  • 兄弟に、戦いごっこをやめてもらう。
  • 子供がかまってほしそうにしている時は、しっかりと向き合う。
  • 家族仲良く過ごす。
スルーする

子供が何かを叩いている時に、過剰に反応をしないようにします。

外にいる時は、止めなくてはならない時があるので、難しいのですが、

家にいて、私が叩かれた時は、叩いてきても、「いい。」とも、「わるい。」とも、言うことなく、静かにその場を離れるようにしていました。

 

当時小2の長男が次男に叩かれた時も、反応しないで、離れるようにしてくれていた時期があります。

 

反応することで、

叩く=かまってもらえる

というようになることを、防ぐためです。

その都度根気よく声かけをする

次男が良くない行動をするたびに、

静かに、穏やかな言葉で、

「それはだめだよ。」

「叩かないよ。」

と、話していました。

 

代替案を提示する

「だめだよ。」

と教えつつ、代替案を提示することもありました。

 

「ぺちん、するのではなくて、ナデナデにしてね。」

「優しくして。可愛いねして。」

とか。

 

「ボールを蹴って、遊ぼうか。」

「キャッチボール、しようか。」

など、遊びに誘ったこともありました。

 

すぐにはなかなか行動に結びつかなかったのですが、

一緒に遊んだり、仲良くする行動に、反応をしてくれては、いましたよ。

戦いのシーンがあるアニメや、ニュースを見せない

テレビで戦いのシーンを見たり、人が争っている姿を見ると、

触発されるのか、食事中でも私の方を向いて、叩いてきました。

 

何度か続いたので、

次男の前で戦いのシーンがある番組を見なくなりました。

 

戦い=気持ちが盛り上がる=遊び

を、やめてもらおうと思いました。

兄弟に、戦いごっこをやめてもらう

当時小2の長男と、3歳の次男は、よく戦いごっこをしていました。

ほぼ泣くことに発展することなく、毎回楽しそうに、はしゃぎながら遊んでいましたが、

戦いごっこ=楽しい

を一度やめてもらおうと思い、

長男にお願いをして、戦いごっこをやめてもらいました。

子供がかまってほしそうにしている時は、しっかりと向き合う

子供が抱っこしてほしがったり、

遊んでほしいなど、何かをしてほしくて、甘えて近付いてきた時には、

今やっていることを中断して、

できる限り全力で、子供と向き合うようにしました。

 

何かをしながらではなく、

声掛けだけではなく、

手を止めて、子供のやりたいことに、しっかりと向き合う時間を作りましたよ。

 

5分でも、10分でもいいので、

「あなたは大事な子です。」

「あなたの意思を尊重したいと思っています。」

「あなたと過ごす時間が楽しいです。」

ということを、子供の気持ちに応えることで、伝えるようにしました。

 

子供の気持ちに細かく応えていく行動を、積み重ねることは、

子供が穏やかな行動を取るようになる上で、

かなり効果的だったと思います。

良くない行動をした時は、ほとんど反応をせず、素直に甘えてきてくれた時だけ、しっかりと向き合いました。

そうすると、素直に甘えてくれることが増えてきたような気がします。

家族仲良く過ごす

家族仲良く過ごす時間を増やす。

わが家では、これが一番大切だった気がします。

 

2年ほど前から雲行きが怪しくなり、

昨年夏ごろからますます傾き、

年末から2月ごろにかけて、家族に暗雲が立ち込めていました。

 

夫婦関係に一番問題があったのですが・・・。

両親の仲が悪いというのは、本当に子供に悪影響を与えると、身に染みる結果となりました。

とにかくケンカが絶えなくて、よくないと分かっていても、子供の前でも言い争うことがありました。

 

夫婦喧嘩は、子供に叩き合う姿を見せているようなものですね。

これは本当に良くないです。

 

今はだいぶ回復しました。

夫と話す時間が増え、

家族会議をしたり、

家族で、ほぼ毎晩、桃太郎電鉄で遊んでいます。

 

両親の仲と、母親のメンタル状態は、子供にとって、かなり重要だと思います。

 

たまにはケンカがあったとしても、基本は笑顔で楽しい家庭、

淡々とした普通の家庭、

なんとか、普通前後以上を保ちたいです。

 

▽漫画がドラマ化された、ドラゴン桜で、東京大学必勝法として家庭の10か条が紹介されていました。

その10か条の内のひとつに、【夫婦仲良くすること】というものがありました。

 

▽桃太郎電鉄は、数人で楽しめる、すごろくゲームです♪

今わが家で流行っているのは、強いコンピューターのキャラクターをメンバーに入れて、家族で力を合わせて妨害し、家族の誰かを勝たせる。

といった遊び方です。

次男は参加せず、夫と私と長男(小3)とコンピューターで対戦しています。

次男は周りをうろうろしたり、膝に座ったり、動かないコントローラーを触って遊んだりしています。

ほぼ毎日、30分前後プレイして、セーブして、ロードして、の繰り返しで、100年クリアを目指しています。

 

▽画像多めで、桃太郎電鉄がどのようなゲームか、紹介をしている記事です。

さいごに

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叩くようになった原因は?
  • 夫婦喧嘩が多く、不安だった。
  • 戦いごっこが楽しかった。
  • 叩くと人の気を引けると思ってしまった。

わが家の次男の場合です。

やめた方がいいこと
  • 感情的に怒鳴る。
  • 子供を叩いて分からせる。
わが家の解決策
  • スルーする。
  • その都度根気よく声かけをする。
  • 戦いのシーンがあるアニメや、ニュースを見せない。
  • 兄弟に、戦いごっこをやめてもらう。
  • 子供がかまってほしそうにしている時は、しっかりと向き合う。
  • 家族仲良く過ごす。

叩く癖があると、お友達ができにくくなったり、

人から「あの子は、困った子。」のレッテルを張られてしまう可能性があります。

 

誰かを怪我させてしまったり、泣かせてしまうのも辛いし、申し訳ないです。

 

叩いている本人も最終的に寂しい思いをするし、

親としても心配が絶えず、辛いですよね。

お子さんの魅力が、できるだけ多くの人に伝わりますように。

 

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