子供同士の喧嘩。どちらが嘘、ほんと?確信が持てなかったら
こんにちは。私はお茶をするのが大好きな山田さんです。
私が読者の青さんの記事を受けて、記事を書きました。
自分も似たようなことがあって苦悩したことがあるので、真剣に考えてみました。
青さんのお話
- A君がB君を叩いた。
- A君は、青さんのお子さんの太郎君に叩くように言われたから叩いた。と言っている。
- 太郎君も、周りの子供達も、そんなこと言っていないと言っています。
状況から、
太郎君は本当のことを言っていると思われます。
だけどA君の発言があるから、確証を得られないでいます。
もしも私が青さんの立場ならどうするかで考えました。
もしも私が青さんだったら
自分の子供にはこのように話します。
「やってないのに、やったと言われるのは辛い。」
「だからあなたはそういうことを言ってはいけないよ。」
「逆に人のせいにしちゃった子も、怒られたくなくて、つい言っちゃったのかもね。」
「お友達を大切にしなさい。」
A君とB君の保護者さんと、お子さんには、
「昨日はごめんなさいね。」と、深刻になりすぎず、軽くなりすぎず、ひとこと伝えます。
逆に、私がA君のお母さんだったら、どうするかなと考えました。
太郎君に叩くように言われたから叩いた。
と言っているお子さんの、お母さんの場合です。
もしも私がA君のお母さんだったら
家でA君に聞いても、やっぱり、
太郎君に言われたから叩いた。
というのならば・・・、
「あなたは人から叩けと言われたら叩くのか。自分の頭と心で考えられないのか。かっこわる!」
って言っちゃいそうですね。
「何があっても叩くのは良くない。だけど、自分の意志で叩いている方がまだかっこいい。理由があるから!あなたはどっちなの?」
・・・これで事実が返ってくるといいのですけれど。
あとは、子供をぎゅっと抱きしめて、
次の日太郎君と青さんと、B君とB君のお母さんに「ごめんなさい。」と言います。
親の謝罪する姿が、A君にまっすぐ伝わったらいいなと思います。
実は、
わが家の長男が幼稚園の年少の時に、似たようなことがあったので、その時の事を書きます。
砂をかけたのは誰か?
長男が幼稚園の年少の時の事ですが、
降園後幼稚園の園庭の砂場で複数の子供が遊んでいる時に、
S君が目に砂が入った!と言って、泣き始めました。
ちょうど私の息子が目の前でスコップを持って砂を掘っていたので、周りの保護者も含めそこにいた人が一斉に息子のことを見ました。
保護者達はみんなお話に夢中で、その一部始終を見ていなかったようなのです。
・・・私も含めて。
砂をかけたの?
ううん。N君がやった!
だけどN君はその場には居ません。
砂をかけられて泣いているS君のお母さんが険しい表情になりました。
N君いないじゃん!
砂かけて、あっちにいった。
と、少し離れたところにあるジャングルジムを指さしました。
N君はジャングルジムのふもとで小さくうずくまっていました。
N君のお母さんがN君の元へ行き、砂をかけたのか聞きましたが、
N君は何も答えず、うずくまったままでした。
もしも自分の息子がとっさに人のせいにして「ごめんなさい。」を言わないのだとしたらとんでもない話です!
だけど、息子の様子からして、嘘をついているようにも見えませんでした。
しかしN君が何も言いません。
状況からしてうちの息子が砂をかけた可能性が高いということになります。
可能性とは
- わざと砂をかけた。
- わざとではないが砂をかけてしまった。
- 本人も気がつかないまま、砂をかけてしまっていた。
いろいろです。
だから泣いているS君のお母さんに、
目の前で砂遊びをしているし、かけちゃったのかも。ごめんなさい。
と謝りました。
目を痛がってるS君にも、
ごめんね。
と謝りました。
息子はそんな時でも飄々と砂遊びをしていました(~_~;)。
N君はずっとうずくまったままで、そのうちN君とN君のお母さんは帰っていきました。
家に帰ってから息子とお話
家に帰ってから、息子と話をしました。
本当にN君が砂をかけたの?その場にいなかったのに。
近くにいたんだけど砂を飛ばして、走っていっちゃったんだよ。
私は息子の話を聞いていて、本当のことを話しているんだなと感じたのですが、
A君のことは確かめようもありません。
それにA君側からしたら、
やっていないのに、やったと言われてしんどい思いをしているのかもしれませんよね。
その可能性だってぬぐえません。
だけど私は息子に、
息子の話を信じた前提で話をしました。
息子が『自分の話を、私が信じるものと、信じてる』と感じたからです。
これからも、砂場で遊ぶときはお友達に砂がかからないように上手に遊ぶんだよ。
うん!
息子は、何事もなかったかのようにけろりとしていました。
N君のお母さんにもひとこと声をかけなきゃー・・・。
N君のママもしんどいだろうなあ。・・・気が重い。
次の日幼稚園で
朝幼稚園に子供を送っていった時に、N君のお母さんに話しかけました。
昨日はごめんね。お兄ちゃんがN君のこと言って・・・。
「ううん。いいの。うちのN、後ろめたいことがある時にとる態度をしていたから、たぶんNだと思う。・・・何も言わんからわからんけど・・・。いつも怒られると思うとああするの。」
とN君のお母さんは言いました。
はあ・・・。疲れた。
とにかく、子供のことはちゃんと見ておかなきゃ。
と思った出来事でした。
まとめ
状況
- 息子が砂遊びをしていたら、目の前の男の子が目に砂が入ったと言って泣き始めました。
- 息子はA君がやったと言った。
- A君は何も答えなかった。
砂をかけられたS君とS君のお母さんに対して
砂をかけちゃったのかもしれない。ごめんなさい。
息子に対して
これからも、砂場で遊ぶときは上手に遊んでね。
A君のお母さんに対して
息子がA君のことを言っちゃって、ごめんなさい。
自分の反省
子供から目を離さないでおこう。
さいごに
何かあった時に、子供に、
「しめしめ・・・、だませたぞ。」
と思われたくもないし、
「お母さんは信じてくれない!」
と思われたくもありません。
もしも息子が自分の為に人を貶めるような発言をしたのなら、
これをいい機会ととらえて、しっかりと話さなきゃならないことだと思います。
ですが、
今回は本当のことを言っている!と信じることにしました。
小学生になった最近では、手を洗ってないのに、洗ったと言ったり、
勉強していないのに、したと言ったり、そういう細かい嘘をまめについてくるようになったので注意が必要です・・・。
幼稚園の頃は、聞かれても答えるのが面倒くさいと、
「わからない。」
「忘れた。」
とか言うくらいだったのにー(>_<)。
子供が言っていることが、嘘か本当か迷った時は、本人の日ごろの態度や発言が、参考になるのかもしれません。
どういう時に嘘をつくのか、ごまかすのか。
それが大いに参考になるような気がします。
子供の主張に確信が持てなかったら?!
- 日頃の態度や、発言。どのような時に嘘をつくのかを、参考にしたい。
そのために・・・
- 日頃から子供としっかり向き合い、観察しておく。
- 子供の嘘を見抜けるようになっておきたい。
子供がもしも間違ったことをしている時は、
きちんと相手に謝る必要があるし・・・、
辛い部分も沢山あるけど、 子供と大切な話ができるいい機会だととらえたいです!