誰もいないのに、誰かに見られてる?とある漫画喫茶の話。やっぱり居心地って大切

東京で一人暮らしをしていた時は、家の近所に2件漫画喫茶があって、時間ができるとよく一人でぶらりと出かけていました。
そのような時、
家から徒歩2分!どこの漫画喫茶よりも近くの場所に、新しい漫画喫茶ができました。
そこの漫画喫茶!
- 地下鉄出入り口の目と鼻の先。
- 24時間営業。
- シャワーあり。
- 個室あり。
条件だけ見ると繁盛間違いなしじゃないの?
・・・というようなところでした!
その新しい漫画喫茶でとても印象的な出来事がありました。
その時の話です。
新しい漫画喫茶は御用達候補
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その新しい漫画喫茶!
インテリアが全体的に黒で統一されていて、スタイリッシュな印象!・・・というより、狭くて迷路っぽい雰囲気が強かったです。
狭い空間にたくさんの個室を設けたからそうなったのかもしれません。
沢山の薄い壁で空間が仕切られていました。
一見して窓が見当たらないので閉鎖的な空間でした。
だけど私が漫画喫茶に求めているのは開放的な空間ではなく、読みたい漫画があること!
閉鎖的だろうと、黒かろうと、全然かまいません!
タバコのにおいが苦手なので、完全分離がしてあるか、禁煙だと嬉しいです。
そこのお店はタバコはどうだったかなあ・・・。
忘れてしまいました。
新しいお店だったから、綺麗で良かったですね。
近場にいい所を見つけたって感じで、
これからの御用達になるかも♪
というのが最初の印象でした。
誰かにめっちゃくちゃ見られいる。すんごい見られてる
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一人用の個室はとても狭い。
だけど漫画を読むのに十分なスペースがあればOKだから、そこは問題ありません!
気になった漫画を数冊手に持ち、個室に入りました。
ワクワクしながら漫画を読み始めると・・・。
なんだか落ち着かない。
私が漫画を読む時の集中力たるや中々の物なのに、“全集中”できない。
『なんだ。なんだ。』
すると、
すごい頭上が気になり始めました。
黒い板の仕切りが高々とそびえる上の方を見ました。
黒い板は天井まであるわけではないので、広がる天井が見えるばかりでした。
また漫画を読み始めました。
『なんか緊張する・・・。』
どうしても頭上が気になるので、また上の方を見ました。
・・・相変わらず何もない。
だけど何。めちゃくちゃ見られている気がするんですよねえ。
視線を感じて振り向いたら人がこちらを見ていた。
ってこと、ありますよね?
見られている感じがするのに誰もいないんですよ?
この視線の原因を確認するためには、もしかして、シックスセンスが必要だとか・・・?

・・・私は見えない人ですから、見えません。
シックスセンス、封鎖中です!
『うーん。ただ見られているというより・・・。』
『囲まれてる?!』
そのような感じすらしました。
見られている感覚が気になりだしたら、急に音も気になりだしました。
実は先ほどからいろいろな音が聞こえていたのです。
・・・頭上の方で。
パシッ!ピシッ!
パシシッッ!!
なんだ。なんだ。
鈍感な私もさすがにこの音を不審に思い始めました。
だってあまりにも頻繁に鳴るから・・・!
こんなにもこの手の音を頻繁に聞いたのは初めてでしたが、
これが世に言う、・・・ラップ音?!
あの、目に見えないものが登場する時に鳴るというアレかしら。
にしても、こんなに聞いたことはないよ!というくらい沢山鳴るし、あまりにも鳴りまくるから、
『分からない私に、はっきりとわかるくらいだから、これはすごいなあ・・・。』
と、妙に感心してしまいました。

まさにラップバトルしてる。そんな感じ・・・!!
だけどめちゃくちゃ居心地が悪かったので、30分くらいで帰りました。
全然落ち着かないんだもん。
漫画喫茶大好き人間、私。の、最短記録更新の瞬間でした。
2回目もう一度行ってみた
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なにしろ家から近いし、便利な場所にあるので、懲りずにまた行きました。
日にちが立つと、
『あれは錯覚だったんじゃないのか?』
くらい思っちゃうんですよねえ・・・。
それで、あの音が鳴りまくっていた漫画喫茶に再びやってきました。
2週間か1ヶ月くらい後だったかな?
気になった漫画を数冊持って、小さな一人用のブースに入りました。
すると間もなくして、ふたたび視線を感じ始めることに。
大抵のことは『気にしない。』で押し通すのですが、
これは中々の圧力。
これはデジャヴか?というくらい音も気になり始めました。

またラップバトルが始まったよ。
やはり30分で退散となりました。
漫画喫茶の閉店
私が初めてこの漫画喫茶に行ってから半年くらい経過していていたでしょうか・・・?
もっと短かったのかな?
あの漫画喫茶は閉店していました。
別に私じゃなくても、居心地が悪いと感じる人は多かったのかもしれませんね!
漫画喫茶の後に入ったお店は何が入ったのか確認はしませんでした。
覚えていないから、多分私が利用しないようなお店だったのでしょう。
変わりなく営業できたのかな?
わからないけどふと気になりました。
思い出したのですが、
私の実家の近所に、コロコロとお店が変わる場所がありまして、大抵居ぬきで外装が変わってドラッグストアやら、雑貨屋さんやら、半年から1年くらいの周期で姿を変えていました。
私の実家の人間も、
「あそこはころころ店が変わる。」
と言って不思議がっていました。
国道沿いで、駐車場をしっかりと確保できて、いい場所なのですよ。
だからひとつお店が撤退しても、またすぐに新しいお店ができます。
だけどすぐに終わってしまう。
最後は謎の出火でお店が燃えて、それを最後に、その場所は月極駐車場になっていました。
さいごに
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とある漫画喫茶は、
- 明るいインテリア。
- 開けた雰囲気。
- 頻繁に空気の入れ替え。
- 観葉植物を置く。
- 空気清浄機を置く。
などしていたら、もう少し雰囲気が改善したのかな?
とか思ったりもしましたが、
そのくらいでなんとかなったのかな?ってくらい圧がすごかったです。
空気の入れ替えって大事なんですよ。
『ここはなんだか居心地が悪いな。』
そう思ったら、パワースポットとは逆のスポットかも☆
私のように『いやいや、まだまだあ~。』と粘らず、
颯爽と立ち去りましょう。

自宅の環境を調えて、バランスの良い食事を食べて、今日も元気にお過ごしくださいね♪

