みなさん、年賀状は書かれていますか?
私は元々、年賀状を書くことが大好きで、振り返れば、小学校の低学年の頃から、せっせと書いていた気がします。
1枚1枚、相手のことを考えながら手書きのメッセージを書いたり、手書きのイラストを描いたり、デザインを変えたりするのが楽しかったです♪
そのような私ですが、
近年、年賀状を積極的に減らす方向で動いています。
私が年賀状を減らそうと思った理由や、年賀状を減らす方法について書いていきます。
年賀状のいいところ
年賀状を減らす話ではありますが、まずは、年賀状のいいなと思うところをまとめてみました。
- 思いを伝える。
- 安否確認。
思いを伝える
直接本人と会わなくても、年賀状は年始の挨拶を相手に届けてくれます。
- あなたのことを思い出しています。
- あなたのことを思っています。
もらえると嬉しいですね。私は年賀状を受け取るのも好きです♪
安否確認
- 今どこに住んで、どのような環境で暮らしている。
- 無事ですよ。
というようなことを、伝えてくれます。
年賀状を見ると、元気そうだな。と、ひと安心できますね。
年賀状のいまいちなところ
年賀状のいまいちだよなーと思うところをまとめてみました。
- 年末になると書かなくてはならないというプレッシャーがかかる。
- お金がかかる。
年末になると書かなくてはならないというプレッシャーがかかる
年賀状を書く時に、重い腰を上げる、という感覚になっていはいませんか?
年賀状を書く作業を、面倒に感じたり、プレッシャーに感じたり・・・、
それは年賀状が義務化している証拠なのかもしれません・・・。
時間を使って年賀状を準備するのだから、楽しい時間でありたいですよね。
お金がかかる
- 年賀はがきを買う費用。
- 年賀状にプリントをする費用。
年賀状にかけるのは、手間だけではありません。
お金もかかりますね。
枚数が多いとなかなかの金額。これが年末の負担になったりもします。
なぜ年賀状を減らそうと思ったのか
元々年賀状を書くのが好きで、もらうのも好きだった私が、年賀状を減らそうと思った理由について書いていきます。
- SNSが盛んになった、時代の流れ。
- 一度始めると、やめるタイミングが難しい。
SNSが盛んになった、時代の流れ
メールや、ラインやインスタなど、SNSが普及してきて、気軽に知りたい相手の近況を知ることができたり、連絡を取り合うことができるようになりました。
私はそのような時代の流れの中でも、手紙には特別な魅力があると思っているのですが、年賀状はまた少し毛色が変わります。
手紙は相手のことを思って書きます。
年賀状も相手のことを思って書くのですが、年賀状は年始のご挨拶で一斉に書くので、行事的な要素が大きくなります。
最近では、メールやラインなどのSNSを利用して、年始の挨拶をされている方も増えてきているのではないのでしょうか。
年賀状を送ってもラインで返ってくることがある
年賀状を書いて出したのですが、ラインで年始のあいさつを返してくれた方がいました。
その時は、少し寂しく感じたのですが・・・。
人それぞれの事情があります。
自分と同じでないといけない!なんてことは、ありませんよね。
時代の流れを感じた瞬間でした。
一度始めると、やめるタイミングが難しい
名簿を見たり、住所を交換して、年賀状を送り始めるのはいいのですが、
実際のところ、
一度年賀状を始めると、今度はやめるタイミングが難しいです。
会社を辞める、引っ越す、卒業をするなどをきっかけに年賀状が来なくなる方はいますが、
物理的な距離が離れても、年賀状のやり取りが続く方もいます。
年賀状だけの繋がりをどう見るか
上記にも書いたように、お互いの思い出が年々遠のいていく中、年賀状だけの繋がりになっても、相手によっては、年賀状のやり取りが続くことはあります。
気持ちが離れていくと、年賀状にひとことメッセージを書きたくても、そのひとことに頭を悩ませてしまうことがあります。
いっそのこと何も書かないか、誰に対しても当たり障りのない内容を、書けばいいのですが、そうまでして年賀状を書くのか、という気持ちにもなります。
私の年賀状を減らす方法:初級編
相手のペースに合わせて年賀状のやり取りを減らしていくので、無理がない方法です。
- 年賀状を書く相手を増やさない。
- 年賀状がこちらからの一方通行になったらやめる。
年賀状を書く相手を増やさない
私は元々年賀状を書くのが好きで、自分から、
「年賀状を書いてもいい?」
と聞いて、相手の住所を聞くことがあったのですが・・・。
・・・これはやめました。
これから年賀状を減らそうと思ったら、とりあえず、もう増やさないことが肝心です!
年賀状を書く相手を減らしても、それ以上に増やしていたら、結果年賀状の量は減らないですから。
年賀状がこちらからの一方通行になったらやめる
- 年賀状を送ったけど、相手からの年賀状がない場合。
- 元旦に届くように送った年賀状の返しが、5~7日遅れて届いた場合。
先方は、年賀状のやり取りが苦手なのかもしれないし、
届いたから返事を書かなくては・・・、
という、プレッシャーを与えてしまっていたら、申し訳ないです。
私の年賀状を減らす方法:中級編
積極的に年賀状を書かない方向に、流れを持っていきます。
- 昨年、年賀状ををくれた方にだけ、年賀状を送る。
- 自分からは年賀状を送らない。今年、年賀状をくれた方にだけ送る。
昨年、年賀状をくれた方にだけ、年賀状を送る
特別な事情があって年賀状のやり取りができなかった場合を除き、昨年、年賀状をくれた方にのみ、年賀状を送ります。
私の場合、無印良品のハガキファイルに、年賀状を保管しています。
保管していた前のシーズンの年賀状を参考に、年賀状を準備します。
(初級編で紹介した、あきらかにお返事の年賀状だと分かる年賀状には印をするなどして、分かるようにしておくのがおすすめです。)
自分からは年賀状を送らない。今年、年賀状をくれた方にだけ送る
毎年元旦に届くように年賀状を用意する私ですが、この年は一部必ず届くだろう方たちを除き、年賀状を書きませんでした。
年が明けて、受け取った年賀状を確認。
自分が出していない方から年賀状を受け取ったら、その方の分の年賀状を、すばやく書いて出しました。
自分から年賀状を出すのをやめれば、相手から自発的に送られてくる年賀状か、お返事の年賀状か、分かります。
年賀状を減らす方法:上級編
積極的に、年賀状をやめるための行動を起こします。
- 最後の年賀状に、来年以降、年賀状を辞退する旨を記載する。
私はまだ、年賀状を辞退するメッセージを記載したことはありませんが、
近年、このように【年賀状じまい】を、される方が増えてきているようですね。
最後の年賀状に、来年以降、年賀状を辞退する旨を記載する
最後の年賀状に、来年以降、年賀状をやめます。
といった内容のメッセージを書いて、積極的に年賀状をやめていく方法もあるようですね。
- 終活としてやめる。
- 健康状態を理由にやめる。
- 退職や年齢など、人生の節目を機会にやめる。
- 一身上の都合によりやめる。
- 時代の流れに合わせてやめる。
- 年賀状以外で積極的に連絡を取り合うかわりにやめる。
それぞれの状況に合わせて、コメントを考えるといいと思います。
私は直接電話をいただいて、健康状態や年齢を理由に、年賀状のお断りをいただいたことがありますよ。
さいごに
年賀状を減らす方法
- 年賀状を書く相手を自分から増やさない。
- 年賀状がこちらからの一方通行になったらやめる。
- 昨年、年賀状をくれた方にのみ、年賀状を送る。
- 自分からは年賀状を送らない。今年、年賀状をくれた方にだけ送る。
- 最後の年賀状に、来年以降、年賀状を辞退する旨を記載する。
数年かけて初級編から中級編を実行していたら、自分が用意する分の年賀状が三分の一くらいに減りました。
年賀状を書くのは、めったに会うことができない遠くの知人や友人のことを思い出すいい機会でもありますが、
無理に続けるものでもありません。
せっかく年賀状を書くのなら、楽しく書きたいですよね。
皆さまそれぞれのいい方法が見つかりますように。