山田さんの tea time

大切なものを大切にする シンプルライフをめざしたい♪

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完璧じゃないと好きになれない。完璧じゃなくても好き

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以前、町が運営する子供支援のイベントの集まりに、参加をした時の事です。

 

子供のためのイベントが終了してから、

そのイベントの講師の方と、その場にいた10人くらいのママたちで、会話をする時間がありました。

 

講師の方が、ママたちに質問をしました。

「この中で、自分のことが好きだ!という人?」

 

私は自分が好きなので、とっさに手をあげようとしたのですが、周りのママたちが硬い表情で誰も手をあげようとしないので、手をあげられなくなってしまいました。

 

周りのママたちの表情をぐるりと見渡して、

どうしてだろう・・・、と。

 

講師の方が、私に直接聞いてきました。

「自分のことは好きですか?」

「けっこう好きです。」

けっこう、とか付けて、

好きなのに何となく濁すという・・・。

 

・・・アウェイ感に負けた自分が悲しいです。

 

ここで、周りの空気をはねのけて、

「大好きです!」と言えない私・・・。

 

力強く堂々と言いきってしまえば、空気が変わるかもしれないのに。

 

その時のママたちの中に、数年間お付き合いのあるママがいたので、

彼女に、

自分を好き。

と、手をあげなかった理由を聞いてみることにしました。

完璧じゃないのに好きだなんて言えない

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私は、ママ友に声をかけました。

 

「さっきは、自分のことが好きな人、って聞かれて、手をあげなかったんだね。」

いつも明るくて、どこにいても、誰かと楽しく会話をしている彼女だったので、少し意外に感じていました。

 

彼女は言いました。

「完璧な人間じゃないのに、好きだなんて言えない。」

「自分で自分のことが好き、なんて言っていたら、ナルシストだって思われるわ。」

彼女は相変わらず、明るい声で、ハキハキと言いました。

 

ガーン(>_<)。

 

私は自分で自分のことが好き、と言ったので、

自分が彼女の言う、ナルシストである、と言われたような気に、勝手になって、

何気なくショックでした( ;∀;)。

完璧な人って、どんな人?

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私は自分で自分のことを完璧だと、思ったことはないです。

欠点だらけだ、と思ったことは何度もありますけど(>_<)

 

完璧というのは、何を指して言うのでしょうか。

人それぞれ、考え方も価値観も違う中、いったい誰の基準に合わせて、

完璧な自分というのでしょう。

 

私が考える完璧な姿と、

ママ友の考える完璧な姿は、別物だと思います。

 

人それぞれ、求めるものは違いますから。

完璧な姿とは十人十色。そして成長と共に変化をする

生きている間に、目標や、夢や、環境がどんどん変化していくように、

完璧な姿のイメージは、常に変化し、その人の成長と共に進化していくものではないのかと思うのです。

 

自分が好きではない理由を、

他のママたちにも聞いたら、それぞれ違う答えが返ってきたのかもしれませんね。

 

中には、私のように、

実は好きだけど、少数派の匂いがして手をあげづらかった方も、いるかもしれません。

自分を好きだという気持ちは、自信に繋がる

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講師の方は、「どんな些細なことでも、自分のことを褒めてあげてください。」

と言っていました。

 

私も思いますよ。

この心と体は、私が生涯を共にする大切な相棒ですから。

何よりも大切にしないと!

 

まずは自分のことを好きになってください。

 

そのままの自分を好きになってください。

自分を認めてあげてください。

 

生きている自分を褒めてあげてください。

いろいろなことがあった。

それでも生き抜いてきた。

生きているだけで、偉いんだと、自信を持ってください。

 

自分に対するネガティブな感情や、コンプレックスが減るほど、目の前のことが楽しくなってきます。

目の前にある試練も、乗り越えられるような気がしてきます。

 

自信とは、自分を信じることです。

自分を肯定する気持ちは、周りにも広がる

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個性に溢れた自分を認めることで、自分に対する自信が深まります。

自信が深まると、自分というものが、唯一無二の揺るがない存在となっていきます。

 

そうすると、

自分とは違う価値観や、考え方を持った、別の個性も、認められるようになります。

自分も、自分の考えや価値観を大切にしているからです。

 

自分の舵(かじ)を自分で握っているから、

多少のことでは揺らいだりもしません。

 

あなたもいいし、私もいい!

別の個性を認められるということは、自分も、相手も生きやすくなるということです。

 

自分に試練を与えるあの人も、あの出来事も、今よりも受け入れやすくなります。

 

自分自身に対するネガティブな感情や、コンプレックスが減るほど、目の前のことが楽しくなっていきます。

目の前にある試練も、乗り越えられるような気がしてきます。

子供に、自分を好きになってもらいたい

「ハートに囲まれたクマのぬいぐるみ」の写真

自分の子供が相手でも、同じことが言えます。

 

まったく別の個性を持った、別の人間である、自分の子供を、

そのままの存在で認めてあげることが、大切です。

 

そのままの自分を受け入れてもらえた子供は、

そのままの自分を受け入れられるようになります。

 

子供も、生きやすくなります。

さいごに

「ヨロン(与論島)の夜明け」の写真

気分屋なところがあって、感情的で、

多趣味で、いろいろなことが中途半端で、これまでの人生を、ふらふらと歩んできた私。

 

何をなしとげたかって?

うーん、何だろう・・・。

と思いますが、そのような私でも、自分のことは好きですよ。

 

好きの根拠は、

・・・立派だからではありません。

 

とにかく生きてきたから。

失敗をたくさんしたけれど、善く生きたいと、あがいてきたから。

 

みなさんは、ご自分のことを、お好きですか?

 

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