「オレ、できすぎ君。」わが家の長男自己肯定感最強説。普段からの声掛けはどうしてる?
わが家の小2の長男ですが、日頃から自分のことを、
オレ、できすぎ君だから!
と明るく笑って言っています。
自称【できすぎ君】です。
そこで、
勉強のプリント間違えたりするじゃん。
逆上がりできないじゃん。
あとはー、ピーマン食べられないでしょ。
忘れ物が多いし、宿題しててもお喋りばかりして進まないし、
用事の途中ですぐに遊びだしちゃうし・・・、
いろいろ言ってみたのですが、
長男は言いました。
あのな、できすぎ君だって、できないことはある!・・・人間だから。
ちょっと真面目な顔で、きっぱりと言いました。
おお・・・!そうだね。その通りだ!
できない自分も含めて、自分をできすぎ君と呼んでいるらしい・・・。
できなくたって、オレ、最高!できすぎ君!(。-`ω-)!
実際のところは、
自称できすぎ君の長男も、へこんだり、すねたり、落ち込んだりすることはあります。
でも、気持ちの切り替えが、ものすごく速い。
落ち込んでも、泣いても、怒っても、気がついたら、普通に楽しそうに過ごしています。
カラっと乾いた地面のように、スッキリとしています。
スイミングで後から入ってきた子に、どんどん級を抜かれても、「スイミング好き~♪」と言って、全然気にしていない。
オレはオレ、キミはキミ。
縄跳びで、「あのな、練習してるんだけどな、二重飛びができなくてな。」「(クラスの子の名前)は、めちゃくちゃ得意でな。三重飛びもな・・・。」といいながら、「縄跳び好き~♪」と楽しそうにしています。
幼稚園の年少の頃、かけっこで一番じゃないと、「お兄ちゃんの前を走らないで~!」と、泣きながら走っていたような、負けず嫌いな子なのですが、
負けず嫌いでありながら、人と自分を比べて、自分を卑下したりしません。
わが家は夫婦ケンカが多いし、私は怒り出すと、くどくどと、言い続けてしまうところがあります。
ややこしい母親ですが、長男が、どうしてこんなに晴天のごとく乾いているのか、考えてみました。
生まれつきじゃない?
という部分はひとまずわきに置いておき、
ひょっとしたら、いい影響があったかもしれない、ということを絞り出してみました。
逆に言わないようにしていたことも書きます。
繰り返し伝えてきたメッセージ
存在しているだけで、あなたのことが好きだ。
何なら大昔から好きだった気がする!
くらい言っています。
好意を伝える時は、大げさなくらい。
だけど本心です。
「お兄ちゃんが、お兄ちゃん、というだけで、好き。」
別に何者である必要もなく、あなたがあなただから、好きなのだ。
ということを伝えています。
「生まれてきてくれて、ありがとう。お兄ちゃんは、いてくれるだけで、ママを幸せにしてくれる。」
あなたという存在は、存在するだけで、私という一人の人間を、幸せにしているのです。
すごい存在なのです。ということを伝えています。
「お兄ちゃんが、おじさんになっても、おじいちゃんになっても、大好き。それはわかっていることなの。」
あなたに対する愛情に、条件などなくて、どのように成長しても、物質的に離れて暮らす時が来たとしても、幼い頃、寄り添って暮らしていた時に、伝えてきた大好きの気持ちはは、ずっと変わらない。
ということを伝えています。
言わないようにしていたメッセージ
親の愛情が条件付きであると思わせるような言葉は、発言しないようにしていました。
私が子供の頃の気持ちを思い出しながら書きました。
「そういうことをする子は嫌い。」
何をしたらいいのか、何をしたらいけないのか、親の顔色を窺(うかが)うようになります。
自分発信の、意思や意欲を失っていきます。
自分を信頼できないから、何をするにも手足が縮こまった状態になります。
成功も失敗も、自分のモノではなくなってしまいます。
伸び悩みます。
親の愛に対し不安が付きまといます。
「これができないと、だめ。」
好き嫌い、得手不得手など関係なく、追い立てられます。
行動に苦痛が伴います。
焦りや悲しみが心を占領して、余計に物事が上手くいかなくなります。
孤独です。
「こういう子が、好き。」
親の希望通りの人間になろうとします。
自分の夢や希望をかなえるためではなく、親の夢や希望を叶えるための努力を始めます。
自分軸ではなく、他人軸で生きる、始まりです。
親の希望が、本来の自分とかけ離れているほど、苦痛を伴います。
本来持っていた長所に蓋をしてしまいます。
「〇〇ができるようになってくれたら、嬉しいな。」
期待に応えるために頑張ります。
だけど本来自分の持つフィールド以外で頑張りすぎると、いずれエネルギーは枯渇します。
何のためにそれをするのかが、自分由来ではないので、自分の中から生まれる無限のエネルギーを得られないのです。
本来の自分では、充分でないことを、心の底で、感じ取ります。
自信を失います。
子供を怒りすぎちゃった時はどうしてる?
私はあまり怒らないのですが、怒り始めると、ぐちぐちと長くなりがちです。
つい感情的な怒り方をすることも・・・。
必要以上に子供を怒りすぎてしまった時は、子供に謝っています。
「ごめんね。ママはお兄ちゃんのママになったけど、まだ人として未熟なところがあるから、言いすぎちゃうこともあるの。謝ればいいという話ではないけど、許してほしい。」
「○○ということを伝えたかっただけなの。そのことはわかってくれる?」
「ママも変わりたい。一緒に成長しようね。」
何度このような形の謝罪をしたことだろう・・・。
子供は注意しても何度も同じ過ちを繰り返すことが多いのですが、同じ過ちを繰り返すのは、親である私も同じです。
成長するというのは一朝一夕ではいきませんね。
親も、子供に悪かったと思ったら、謝る。
その姿を見た子供が、
誰に対しても、悪いと思ったら謝ることができる人になったらいいな。
さいごに
わが家の長男の自己肯定感を育てたものは何かと考えた時に、思いついたことを書きました。
何かお役に立てそうな素材があったら嬉しいです。
怒ると瞬間湯沸かし器のような私なので、失敗することが多いです。
これからだって、どうなっていくのかわかりませんが、子供と一緒に、
後退と前進を繰り返しながら、少しずつでも前に進めたらと思います。
他にもこのような方法があるよ♪
ということなどありましたら教えてください(*^-^*)。
こちらの記事に影響を受けて、今回の記事を書きました。
いつも透明感のある文章で、綺麗だなー、と思って読んでいます。
【私は私のままで生きることにした|キム・スヒョン著|本】自己肯定感とは? - Beauty Harmony 今これからを楽しむ暮らし
ありがとうございます♪