賃貸で部屋探しをしたことはありますか?
私はありますよ。
20代前半から30代前半にかけて、5つの物件で暮らしました。
3つは一人暮らし。
2つはルームシェアです。
だけど、
スピリチュアル部屋探し、こういう目線を持つようになったのは、人の住みたい部屋を探す、賃貸不動産の営業の経験から来ています。
もうかれこれ20年ほど前の話になりますが・・・(。-`ω-)。
《賃貸不動産で営業をしていた頃の話》
自分の配属された先が新店舗で、来店客数のわりに営業マンが少なかったので、
私は事務員でしたが、営業マンの手が足りない時は、営業をしていました。
その接客の数たるや、ほぼ営業じゃないか?というくらいの量(笑)。上司から言われて、営業会議にも出ていました。
事務員でしたが、契約に結び付けることも多く、お客さまと物件の契約をしたら、営業マンに引き継ぐ。ということを、たびたびしていました。
「営業が向いていると思うよ。結構いけると思うよ。営業になれば?」
と上役からよく勧誘をされましたが、私は事務員として、店舗の管理をあれこれしているのが楽しかったので、何度でも断っていました。
《「家が好き!」賃貸不動産で就職した理由》
物件の間取りを見るのが、子供の頃から大好きでした。
家の間取りを見てはあれこれ妄想し、遊ぶ趣味から、就職にまで至りました。
今でも家が大好きで、間取りを見るのが好きだし、家相や風水に関する本や、データをいろいろ集めて、自分の感覚とすり合わせながら、快適住空間について考えたり、実行したりするのが楽しいです。
さて、スピリチュアル部屋探しとは、どのようなものか?
- 住む家は、駅の近くがいいわー。
- 会社への通勤が便利なことが一番。
- 家賃だよ。安さ一番。
- スーパーが近いといいな。
- 学区で選ぶよ。
- 病院に通うから、病院の近くがいい。
- 新築がいい。
「一つの条件さえ叶えば、あとは何でもいいよ。」
という方は、まずいなくて、
ほとんどの方が、あれこれ複数の希望条件を持って、部屋探しにやってきます。
でも、今の私が振り返って思うのは、物件探しで一番大切にしてもらいたいポイントは、住み心地。
これが一番重要なのかなと、思っています。
長く暮らせる物件を探した方が時間もお金も心も節約できます。
住み心地なんてどのようにして見分けるのか?
現実的な条件以外で、相性の良い物件を見つけるために、気をつけてもらいたいポイントを書きました。
スピリチュアル部屋探しで、特に気にしてもらいたいこと
わかりやすい特徴をまとめてみました。
- 入退去の出入りがあまり激しくない物件がおすすめ。
- 光や風が隅々まで届きやすい間取りがおすすめ。
- 物件を初めて見学した時の直感を大切に。
入退去の出入りがあまり激しくない物件がおすすめ
入退去で、人の出入りが少ない物件がおすすめです。
- 入学。
- 就職。
- 転勤。
- 結婚。
- 家族が増えて大きな間取りに住み替え。
- 気分転換。
など、引っ越す時の理由は様々ですが・・・。
今住んでいるところが快適で、とても気に入っていたら、余程の理由が無い限り、引っ越を考えない人の方が多いのではないのでしょうか。
- めったに空いてこない物件。
- 出てきたらすぐに決まっちゃうような人気の物件。
- 最近出てきたばかりの物件。
このような物件に出会ったら、少しくらい条件とはずれていても、見学くらい、してみてもいいかもしれません。
人気の物件だと、退去の連絡が入ったばかりで、まだ入居者がいる状態で部屋が決まってしまうこともあります。
建物の外観と、内部の写真(あれば)で判断をすることになるのが気になる点だとは思いますが、時にはフットワークの軽さが必要となってくることも。
営業の人に案内をしてもらうほかに、
建物の周囲の環境を昼と夜に見に行ったり、建物の周りを散歩してみるのもいいかもしれません。
入退去が少ない物件をどうやって探す
急ぎの引っ越しではないのなら、しばらく不動産屋に通って物件の資料を根気強く見て自分の目を肥やす方法もあります。
(のんびり構えているうちに、いいなと思った物件が他で決まってしまう可能性はあります・・・。)
入退去は多い方ですか?
よく出る物件ですか?
最近出てきた掘り出し物件はありますか?
あまり出てこない人気の物件はありますか?
など、営業の人に聞いてしまってもいいかもしれません。
長いこと空室、専任物件、単価が高いなど、営業さんが決めたい物件というのもあります。
おすすめの物件でも、自分の目で、間取りや物件や環境をよく観察するのは大切だと思います。
光や風が隅々まで届きやすい間取りがおすすめ
窓の位置や、部屋の配置を見て、光や風の通り道を想像してみてください。
賃貸不動産で働いてきた時に、私が個人的にとても気に入っていたファミリー向けの3LDKの物件がありました。
場所はちょっと不便なところにあるのに、めったに空いてこない物件で、出るとすぐに決まってしまうような物件でした。
その物件の間取りが好きだったので、約20年間ずっと記憶に残っていました。
数年前に、わが家を建てた時には、その大好きな間取りの記憶を参考に、自分の家の間取りを考えました。
南側を中心に、深く広く光が入り、すごく明るくて、
家中の窓を開けると、家全体に、陽だまりの公園のような、のびやかで陽気な空気が漂います。
間取りが全てではありませんが、光と風の通り道を意識してみると、住み心地が見えてくるかもしれません。
物件を初めて見学した時の直感を大切に
物件を案内してもらった時に、始めて見た時の直感が大切です。
- わあ、明るい。
- わあ、綺麗。
- わあ、気持ちいい。
- え、暗い。
- え、なんか入りずらい。
- え、空気悪い。
最初が肝心です。時間が経つと、感覚がその場に順応してくるのか、あやふやになってきます。
直感が頼りなの?!物件見学にまつわるエピソード3つ。
- 希望の条件と直感の天秤。
- 玄関を見ただけで、やめた部屋。
- 謎のシミが消えない部屋。
希望の条件と直感の天秤
私の同期の同僚が、ある物件に、お客さまを案内した時の話です。
案内する部屋は、マンションの上層階の部屋だったので、お客さまと一緒にエレベーターに乗り込みました。
同僚は、エレベーターに乗った瞬間に、背筋にぞくぞくっと、寒気が走ったそうです。
見学が終わるまで嫌な感覚がおさまらなくて、気が気でなかったとのこと。
ところが、
お客さまは部屋を気に入ったらしくて、契約をされました。
寒気の正体は一体何だったのでしょうか?
物件の見学では、雰囲気にも要注目ですね。
玄関を見ただけで、やめた部屋
もう不動産屋では働いていない時の話です。私は、友達とルームシェアをするための部屋を探していました。
3つくらいに物件を絞って物件の見学に行ったのですが、
そのうちの1つは、部屋の中に入ることなく、玄関の手前で候補から外れました。
「どうぞ!」
営業マンの方が部屋の扉を開けてくれたのですが、天気の良い日中だったにも関わらず、玄関の外から見える部屋の内部が、あまりに薄暗く見えて、ひるみました。
それにひんやりとして、冷たそう・・・。
営業マンの方に鍵の準備もしてもらったし、
『せっかく見学に来たのだから。』という思いがあり、部屋に入ろうとしたのですが、
どうしても、心のブレーキが拭えませんでした。
「ここはいいです。」と、玄関に入ることなく、判断をしてしまいました。
「ごめん。やめちゃって。」
後程、友達に言ったら、
「いいよ。私も同じ。ちょっと入りづらい雰囲気だったよね。何だったんだろうあれ。」
友達も似たようなことを感じていたようで、ほっとしました。
謎のシミが消えない部屋
私が賃貸不動産で勤めている時に、物件の管理をしている管理課の人から聞いた話です。
ある悲惨な事件があった部屋で、清掃をして、一度は部屋が綺麗になるのに、時間が経つと再び浮かんでくる謎のシミがあるそうで・・・、
大家さんが頭を悩ませているとのことでした。
同僚で、「全然気にしない!それで家賃が下がるなら最高!住みたい!」と言っている人がいました。
私はそういうのは苦手だから、お金を積まれても住むのは遠慮したい派です。
みなさんはいかがでしょうか?
そういった部屋は、告知義務がありますが、いつまでそれが持続されるのかは、あやふやな面があります。
それこそ直感が頼りになるのかもしれませんね。
居心地が良い物件に出会えますように。
部屋探しは自分のコンディションを整えるところから
物件探しは、ご縁!出会い!
その時の、自分のバイオリズムの良し悪しが、部屋探しに影響します。
いい時はいい物に惹かれやすいし、低迷している時は、それも然り。
私の場合、怒っている時は、怒っている人に遭遇しやすいです。
ぼんやりとしていると、攻撃的な人に遭遇しやすいです。
自分の感覚を大事にしたい!
そのような方は、ぜひ、
心と体のコンディションがいい時、もしくは、整えてから、部屋探しをしてみてください。
周りに感謝する気持ちが溢れている時、最近順調だなという時、なんだかわからないけれど毎日が楽しい、心が平穏、日々の生活を丁寧に送れている、そのような時がおすすめです♪
さいごに
家賃や駅や家の広さなど、部屋探しの時には叶えたい希望が盛りだくさん!
これらの条件はもちろん大切ですが、
大切な条件以外にも、ちょっと気にしてほしい、部屋探しのポイントを紹介しました。
- 入退去があまり激しくない物件は要チェック。
- 光と風が通りやすい間取りがおすすめ。
- 第一印象が肝心!最初に建物を見た時の印象を大切に。
- 最初に玄関の扉を開けた時に感じた印象を大切に。
- いい時はいいものを引き寄せる。コンディションがいい時に部屋を探したい。
ちょっと違った視点から、物件を見てみると、また違った部屋探しができるかもしれません。
以上、スピリチュアルな面から見た、部屋探しのコツでした♪