料理をする時に出る、野菜の皮などを使ってとった、だしを、ベジブロスといいます。
ベジブロスは、野菜を余すことなく使うので、食品ロスを減らし、
栄養を余すことなくいただくことができる、優れものです!
最近、私もベジブロスに挑戦してみました。
ロスをなくす、栄養をくまなくいただく、という点から、果物くずまで入れてみました。
市販の野菜ジュースでも、野菜の他に果物が入っていたりしますよね。
いろいろな野菜や果物のくずを利用して、良かったことや、やめておこうと思ったことなどを書きました♪
野菜くずなどでだしを取る
私のおおざっぱな野菜のだしの取り方を紹介します。
- 野菜と果物のくずをためる。
- 大きめの鍋に、たっぷりの水と、野菜と果物のくずを入れる。
- 野菜と果物のくずと、水を入れた鍋を、沸騰させる。
- 沸騰したら、弱火から中火で30分間煮込む。
- だしを裏ごしする。
- だしを冷蔵庫で保存する。
野菜と果物のくずをためる
タッパーに、野菜や果物のくずをためます。
タッパーに蓋をして、冷蔵庫に保存しておきます。
野菜くずがタッパーいっぱいになったら、使いますよ。
毎日料理をしていたら、けっこうすぐにたまります♪
大きめの鍋に、たっぷりの水と、野菜と果物のくずを入れる
大きめの鍋にたっぷりの水と、野菜と果物のくずを入れます。
煮込んでいる間に水分が蒸発したり、
煮込んだ後に野菜を取り除くと、だしの量が減るので、毎回水はたっぷりと入れています。
野菜と果物のくずと、水を入れた鍋を、沸騰させる
水と、野菜と果物くずが入った鍋を、火にかけて沸騰させます。
沸騰したら、弱火から中火で30分間煮込む
沸騰したら、野菜が軽く踊るくらいに火を弱めます。
弱火から中火で30分間煮込みます。
だしを裏ごしする
ざるにキッチンペーパーをひきます。
だしを裏ごしします。
だしを冷蔵庫で保存する
取れただしを、使う時まで冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫に保存することもありましたが、ベジブロスは汁物、煮物など、出番が多くて、作ってすぐに使ってしまうことが、ほとんどでした。
使ってみた野菜や果物。ベジブロスを使った料理
料理をしている時に出た野菜くず、果物くずですが、傷みが気になる部分以外は全部使いました。
- 大根のヘタ
- 大根の皮
- 人参のヘタ
- 人参の皮
- ジャガイモの皮
- たまねぎの皮
- ニンニクの皮
- きゅうりのヘタ
- キャベツの芯
- サツマイモの皮
- サツマイモの細い部分
- オレンジの皮
- オレンジの薄皮
- オレンジのワタ
- みかんの皮
- りんごの芯
- りんごの皮
豚汁最高
ベジブロスで、豚汁を作りました。
- オレンジの薄皮
- みかんの皮
- キャベツの芯
- 大根の皮
- 人参のヘタ
- 人参の皮
甘くて味の濃い美味しい豚汁ができました。
一口飲んだ時に、思わず「美味しい・・・。」と言ってしまいました。
濃厚な野菜味のお吸い物
ベジブロスで、お吸い物を作りました。
- 大根の皮
- 大根のヘタ
- 人参の皮
- 人参のヘタ
- ジャガイモの皮
- たまねぎの皮
- ニンニクの皮
- きゅうりのヘタ
人参とジャガイモの味を特に強く感じました。
野菜の味が濃厚な、お吸い物ができました。
小2の長男は飲んでいましたが、
3歳の次男は、野菜の味が強すぎたのか、飲んでくれませんでした。
フルーティーなコンソメ野菜スープ
ベジブロスでコンソメ野菜スープを作りました。
- 玉ねぎの皮
- りんごの芯
- りんごの皮
- オレンジのワタ
- オレンジの薄皮
- オレンジの皮
- にんじんの皮
- じゃがいもの皮
- さつまいもの皮
- サツマイモの切れ端
フルーティーな甘さがある、野菜スープになりました。
後味に、柑橘系の独特な苦味を、少し感じます。
小2の長男と3歳の次男は、野菜スープを残すことなく飲んでいました。
後味が苦い和風ポトフ
ベジブロスで、和風ポトフを作りました。
- サツマイモの切れ端
- サツマイモの皮
- オレンジの皮
- オレンジの薄皮
- 人参の皮
他多数・・・。
細かい内容は記録していませんでした。
ポトフが熱い時は気にならなかったのですが、冷めてくると、後味の苦さが気になりました。
小2の長男と、3歳の次男は具だけ食べて、スープをほとんど残していました。
後味が苦い和風ポトフのリメイクカレー
後味が苦い和風ポトフは、
翌日、カレールーを入れて、カレーにしてしまいました。
カレーにすると、探せば柑橘類の独特の風味を感じますが、
切れのいいカレーといった感じで、気にならない程度にはなっていました。
家族みんな完食していましたよ。
気をつけたこと
ベジブロスを作る時に気をつけたいことを書きました。
- 皮をよく洗う。
- 痛んでいる皮は捨てる。
皮をよく洗う
普段は軽く洗って、皮を剥いていましたが、皮からも栄養をもらうとなると、皮についている汚れなどが気になります。
皮を剥く前に、しっかりゴシゴシと洗いましたよ。
痛んでいる皮は捨てる
皮が傷んでいる場合は、その部分だけ捨てるようにしています。
それでも、食材の無駄がかなり減り、嬉しいです。
気がついたこと
ベジブロスを作ってみて、気がついたことを書きました。
- 心置きなく、野菜の皮を剥くことができる。
- ベジブロスで料理をすると、普段の料理からは出せないような味が出せる。
- 柑橘系の果物の皮はベジブロスよりもピールにしたい。
心置きなく、野菜の皮を剥くことができる
ちょっとしたことですが、
普段は、できるだけ無駄が少なくなるように、薄めに皮を剥いていましたが、
野菜くずでだしを取るのならば、剥いた皮からも栄養をもらえるので、気楽に皮を剥くことができます。
野菜のヘタの部分を切り落とす時も、サツマイモの端の細い部分を切り落とす時も、
極力無駄をなくそうと気を遣いましたが、今までほど、ギリギリのところで切るということはなくなりました。
ベジブロスで料理をすると、普段の料理からは出せないような味が出せる
ベジブロスのおかげで、普段使っていた、だしからは感じられなかったような様々な味を感じられるようになりました。
味に深みが出て、面白いです。
柑橘系の果物の皮はベジブロスよりもピールにしたい
オレンジの皮からは、独特の苦みが出るので、これからは野菜くずや果物くずでだしを取る時には、入れないでおこうと思いました。
先日、ママ友からもらった手作りのはっさくのピール(はっさくの皮の砂糖漬け)が美味しかったので、
私も柑橘類の皮を取っておいて、ピールを作ってみようと思いました。
その方が美味しく無駄なく食べられそうです♪
さいごに
料理中に出た野菜くずや果物くず、なんでも使って、自由にベジブロスを楽しんでみました♪
どのような野菜や果物のくずを使うかで、ベジブロスの味が変わってくるので、料理に変化が出てきて面白いです。
失敗したり、成功したり、いろいろでした。
料理を作るときに、その料理に入れてもいいな、という具材でだしを取ると、ハズレが少ないかもしれませんね。
繰り返しているうちに、好みの野菜くずの組み合わせや、
ベジブロスの味によってどのような料理に向いているかとか、見つかりそうです。
食べ物のロスが減り、栄養満点!ベジブロスを、これからも続けていきたいです♪