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漫画家になりたかったけど、なれなかった私が、漫画家と友達になった時の思い出話

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漫画家になりたかったけど、なれなかった私が、漫画家と友達になった時の思い出話

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子供の頃から、やってみたい職業は色々あったのですが、その中のひとつに、漫画家がありました。

漫画家になるぞと意気込んでいた時期もありましたが、今思えば努力も熱意も中途半端でした。

結局漫画家になることはできませんでしたが、それにまつわる思い出深い経験ができたので、その時のことを書きます。

どうやら私は絵が下手らしい

私は漫画が好きで、好きなあまりに自分で漫画家になろうと行動を起こしたことがあります。

漫画の賞に投稿したり、複数の出版社まで持ち込んでみたり。

沢山の編集さんに漫画を読んでもらいましたが、

「絵がもっとうまかったらなあ~。」

が、最大の賛辞。

とにかくパッとしなかったです。

 

友達同士の間では絵を褒められたし、図工のや美術の成績は絶好調だったのですが、どうやらそういうことではなかったらしい・・・。

 

漫画家を完全にあきらめてから数年後、ゲーム会社に入社したのですが、その時に上司から言われたことがあります。

「絵は描かないほうがいいよ。」

入社試験の書類審査で提出した企画書に、ゲームのイメージ画をつけてみたのですが、そのことを言われました。

私はやはり絵が下手みたいです・・・。

以来、子供に頼まれた時くらいしか、絵を描かなくなりました。

 

今思えば、漫画家になるための努力をそれほどできていなかったと思います。

とりあえず一つの作品を完成させたら満足していたので・・・。

あ~恥ずかしい(/ω\)。

だけど、

落ち込んだり、小さなことで喜んだり、すべてを含めて面白い日々でした。

 

ストーリーを考えるのが苦手な漫画家

漫画家になりたい願望に幕を下ろしてから、しばらくの間、ふらふらといろいろなことをやっていましたが、その間に知り合った人の中に、漫画家としてデビューしたことがある人がいました。

 

その友達とは、一緒にテーマパークに行ったり、手料理をごちそうしたり、仕事場を見せてもらったり、おすすめの漫画を借りたり、しばらくの間楽しい時間を過ごしました。

アルバイト先で知り合ったのですが、どうしてその人の本職が漫画家であることを知り得たのか、その過程は忘れてしまいました。

 

有名な漫画雑誌で、読み切り漫画を何本も書いたということですが、

「漫画の連載は、まだしたことがない。」

「連載がしたい。」

と常々言っていました。

 

「絵は何でも描ける。自信がある。」

らしいのですが、

「とにかくストーリーを考えるのが苦手。」

と言っていました。 

 

漫画家のホームパーティー

ある時友達がアシスタントをしている、漫画家のホームパーティーに、私を誘ってくれました。

その漫画家は、漫画賞を狙うような連載漫画家でした。

 

とても広い家に住んでいました。

1階のリビングには、赤いレンガで造られた大きな暖炉がありました。

キッチンはアイランド型で、料理教室が開けそうなほど、広かったです。

 

ホームパーティーには、連載漫画家本人の他に、連載漫画家の担当編集者と、アシスタントをしている漫画家の面々、鬼と呼ばれているらしい、他部門の編集長が来ていました。

まったくの部外者は、私だけ・・・。

 

私のような人のことを、【外の人】というらしく、連載漫画家の先生に、

「何か面白いエピソードがあったら、教えてほしい。」

と言われました。

【外の話】に飢えているのですって。

いきなり面白いエピソード、と言われも、頭が真っ白になって、何も出てきませんでした。

何も出てこない私でしたが、共に朝まで飲んで食べて楽しく過ごしました。

 

漫画家の担当編集者の方に、漫画関連のイベントに誘われました。

連載漫画家の先生と、担当さんと、私の3人で。

 

しかもコスプレをして参加をするらしく、私もコスプレを勧められたのですが・・・、おすすめの衣装が恥ずかしくて断っちゃいました。

今思えば、勧められたキャラクターではなくても良かったのだし、何でもいいからコスプレをして参加してみれば良かったです。

楽しそうだったのに、惜しいことをしました・・・。

 

明け方、アシスタントをしている漫画家さんの一人が、車で家の近くまで送ってくれました。

赤いスポーツカーでした。

座席のシートが、とても低かったです。

車種は気にしていなかったので覚えていません。

友達は、

「かっこいい車に乗ってるよ。せっかくの機会だから乗せてもらったら。」

「一緒にアシスタントしてるけど、単行本1冊出してるんだよ。」

と、送ってくれた人のことを解説し、

「1冊出すだけでもどれだけ大変なことか・・・。」

と、ひとり言のように呟いていました。

 

連載会議への祈り

友達は漫画を連載することを目指していましたが、漫画仲間が、連載会議にかかるたびに、「落ちろ~。」「落ちろ~。」と祈っていたそうです。

それで祈られた漫画仲間の結果はどうだったのかというと・・・?

・・・そこは忘れてしまいました。

 

友達はしばらくして漫画家をやめ、結婚をしたようです。

共通の仲間から聞きました。

 

さいごに 

本気でチャンスをつかみたいのなら、貪欲に♪

後々考えると、友達は私に原作を考えてほしかったのかもしれません。

ホームパーティーで、編集の人に直接紹介してくれた時に、「(原作を)見せて。」と言われました。

・・・どういう紹介だったかな・・・?

友達と、連載漫画家の先生と、担当編集者と、編集長に注目されて、緊張したことしか覚えていないです・・・(>_<)。

 

私はそのチャンスをつかめませんでした。

「見せて。」

と言われて、さっと、見せられる原作もなかったし。

これから準備する発想もなく、

度胸もなかった。

 

いろいろな意味で実力不足でした。

 

チャンスには敏感に。

そしていつでも飛躍できる準備を。

 

せめてイベントに行かなかったことが悔やまれます。

いつでもコスプレができる心と体の準備もしておこう(笑)。

 

私の20代の頃の、夢と希望にあふれた甘酸っぱい思い出話でした。