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3人とも立会出産を希望したのに、3人とも立会出産をできなかった夫の話

3人とも立会出産を希望したのに、3人とも立会出産をできなかった夫の話

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こんにちは。私はお茶をするのが大好きな山田さんです。

 ▷山田さんのプロフィール

 

私は3人の子供を出産しましたが、

夫は3人の出産とも立ち合い出産を希望していました。

 

3人とも同じ病院で出産したので、立ち合い出産の指導は最初の一人目の時だけで済みました。

 

出産のたびにビデオとカメラの用意をして、スタンバイ。!

いずれの出産も、

夫が家にいる時に本陣痛が始まり、立ち合い出産にうってつけのタイミングだったのですが・・・。

タイトルにあるように、毎回様々な事情で出産に立ち会うことができなくなる夫でした。

 

出産というのは、思い通りにならないものですね・・・。

 

なぜ夫は立ち合いができなくなったのか?

その時何があったのか?

出産の時に起きた、様々な出来事について書きました。

 

出産にセオリーはない

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三人三様!

様々な理由で出産に立ち会えなかった夫。

様々な理由とは?!

  • 分娩中に赤ちゃんの心拍が落ち、緊急帝王切開・・・?!
  • 仮死状態で誕生。赤ちゃん緊急搬送。
  • 病院に間に合わない!換気は抜群!アウトドア出産。

 

分娩中に赤ちゃんの心拍が落ち、緊急帝王切開・・・?!

1人目の長男を出産した時の話です。

夜中の0時過ぎころから本陣痛が始まり、1時過ぎに病院に電話をしてから家を出ました。

病院についた当初、すでに上位破水をしているとのことでしたが、この調子だと、出産は次の日になるだろうと言われました。

・・・ですが結局この6時間後くらいには出産をすることになりました。

 

2人目3人目の出産の時もそうなのですが、私は陣痛が進むのが速いし、陣痛が強いみたいです。

 

陣痛が進むにつれ、嘔吐したり、悶絶したり。

陣痛室のベッドで横になり、待機をしていました。

 

割と早い段階で陣痛はマックスの強さになったのですが、子宮口が硬く、閉ざされていて、3・4cmから一向に開く気配がありませんでした。

 

「子宮が破裂するといけないから、絶対にいきんだらダメ!」

と助産師さんに言われ、

痛みの波が来ると夫にしがみついたり、機材にしがみついたりしつつ、耐えに耐えましたが、

『もう無理!』となりました。

 

陣痛の波に任せて、いきんだら、血液と羊水が噴水のように噴出しました。

いきむたびに噴出。

 

夫がナースコールを鳴らしました。

「すごい血が出てる!」

 

看護師さんと助産師さんが、陣痛待機室に飛び込んでくる姿が見えました。

それを最後に私の意識は途絶えました。

(ちなみに、子宮は無事でした。)

 

次に気がつくと、私は静かにベッドに横たわり、大人しく布団の中に納まっていました。

陣痛の痛みは感じますが、意識が飛ぶ前ほどの痛みは感じなくて、すごく楽になっていました。

 

その時でも、陣痛の強さはマックスで計測されていたみたいです。

 

私はしばらくの間、完全に意識を失っていましたが、

夫曰く、

きちんと目を開けて、布団の中で横たわっていたそうです。

(なんだろう・・・。それ。怖いんですけど。)

それまで、ものすごく痛がっていたのに、急に大人しくなった。

と言っていました。

 

子宮口が7・8cmまで開いてきました。

「少し早いけど、分娩室まで行こうか。」

助産師さんに促され、陣痛の波が治まっている時に、分娩室まで歩いて移動をしました。

夫も一緒に分娩室に入りました。

 

しばらくしたら先生がやってきました。

「よし産もうか!」

 

「ちょっとへその緒が短かい!」

先生が慌てていました。

 

「院長先生と、産婦人科の先生と、小児科の先生を呼んできて!」

「緊急手術室の用意!」

と大きな声で先生が言いました。

 

私のお腹に装着した装置で、胎児の鼓動が分娩室で響き渡っていましたが、

通常は、とても速い胎児の心拍の鼓動が、

大人の鼓動よりも、ずっと遅くなっていました。

 

私の頭のそばに来た小児科の先生が、

「お母さん聞こえるー?!赤ちゃん苦しがってるよ!酸素送ってあげて!」

と言って、私に酸素マスクを装着しました。

産婦人科の先生は、黒いセーターのまま分娩室にやってきました。

私のお腹の、胃よりも上の方に両手を置いて、全体重をかけて、押してきました。

 

お腹を押されるのがめちゃくちゃ苦しくて、

「ぐるじい・・・」

と言ったら、

「頑張って!」と一言。

 

“火事場の馬鹿力”だ!!

と、いきむと、

長男の肩が出てきて、あとはするすると生まれてきました。

 

ちょうどそのタイミングで院長先生がやってきて、

「緊急帝王切開と聞いて、急いできたのですが、自分で産めたんですね。」

と言っていました。

 

夫はいつの間にか分娩室からいなくなっていました。

 

途中で、

「出てください。」と言われ、

外のベンチで、生まれる報告を待っていたそうです。

 

生まれた赤ちゃんはそれから二日間保育器に入っていましたが、その後無事に保育器を出ることができました。

 

親子ともども一緒に退院♪

どうなることかと思ったけど、良かったね。

そうですね。

 

新生児仮死状態で誕生。赤ちゃん緊急搬送

2人目の長女を出産した時の話です。

陣痛待機室で、陣痛の痛みがマックスになり始めた頃に、

赤ちゃんの心拍に異常が出始めました。

 

私はストレッチャーで分娩室まで運ばれました。

夫は分娩室に、入れてもらえませんでした。

 

2回真剣にいきんだだけで、赤ちゃんはするするとスムーズに生まれてきてくれました。

 

赤ちゃんは産声を上げませんでした。

 

先生と助産師さんの処置を受けていると、

しばらくして、赤ちゃんの、

「あ~~」という声が聞こえました。

 

赤ちゃんは無事でした。

 

助産師さんが生まれた赤ちゃんを連れてきて、

「はい、ちゅっ。」

と言いながら、赤ちゃんの唇を私の左頬につけました。

赤ちゃんの唇はとても温かかったです。

 

この時、自然と涙がこぼれました。

 

思い返せば、 

これは、私が長女からもらえる、最初で最後のキスでした。

 

赤ちゃんは、上半身と下半身の酸素濃度に差があるということで、NICUのある病院に救急搬送となりました。

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夫はその後、NICUで長女に初めて会いました。

初めての抱っこは夫がしました。

 

夫はしばらくの間、大学病院と、私のいる病院を行き来していました。

(長女はその後、生後43日で他界しています。)

 

夫はまたもや立ち合い出産ができませんでした。

 

病院に間に合わない!換気は抜群!アウトドア出産

3人目の次男を出産した時の話です。

その日、

夫は仕事が休みで、長男も含め、3人で朝ご飯を食べていました。

朝7時ごろから痛みが出始め、痛みの波が安定していたことと、おしるしがあったので、いよいよ本陣痛が来たのだなと思っていました。

 

「急に生まれたりはしないし、朝ごはんを食べて、力をつけてから出産に行こう。」

そういうことで、朝ごはんを食べていました。

ごはんを食べた後に病院に電話をして、出発!

 

歩いて車に向かい乗り込みましたが、

この時すでに嫌な予感がし始めていました。

 

というのも、

陣痛の痛みが強まっていくペースが、どうも速い。

 

すごく速い。

いつよりも速い。

 

3人目の出産だから、1人目、2人目よりも短い時間で生まれるだろうと予想をして行動しているつもりでしたが、思った以上に陣痛が強まるペースが速かったのです。

 

夫が車を運転し、長男を近くに住む親せきの家に預け、病院に向かいました。

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車に乗っている間に、激しい痛みでとても座席に座っていられる状態ではなくなってきたので、

「救急車を呼んで!」と言いました。

 

夫が救急車を呼んでいる間にも、赤ちゃんがしたに下りてきている感覚がありました。

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もう間に合わない!

 

「赤ちゃんの頭が出かかってる!ここで産む!」

私はこれから産むつもりで、下着を取りました。

ロングのワンピースで、下半身は隠れています。

私は車の扉を開けて、地面に寝そべり、ここで赤ちゃんを産むしかない!と思っていました。

 

その時救急車がやってきました!

 

「奥さん!ドアを開けますよ。」

救急隊員の人が、私がいた助手席側の扉の外に立っていました。

 

「しっかり腕に掴まって!」と言われ、

私が救急隊員の人の腕に掴まり、車から降りようとした時です!

 

いきんでもいなかったのに、赤ちゃんがするっと出てきて、

屋外のコンクリートの上に落ちました。

 

その瞬間はまるでスローモーションのようで、

赤ちゃんは滑り込むようにコンクリートの上に横たわりました。

 

夫が呆然と立ち尽くす姿が見えました。

 

一瞬の沈黙の後、

そばにいた別の救急隊員の人が赤ちゃんを抱き上げました。

 

他の場所から男性の声、

「息はしているか?!」

 

「息は・・・、している!!」

 

「あ・あ・あ・あぁ~~」

赤ちゃんが声を上げました!

 

「お母さん!泣いたよ!」

赤ちゃんを抱いていた救急隊員の人が嬉しそうに私の顔を見ました。

 

私は

うん・うんと声もなくうなづきました。

 

赤ちゃんには、かすり傷ひとつなく、無事でした。

 

赤ちゃんは病院についた後、念のため保育器に入っていましたが、すぐに出ることができました。

 

これが次男の誕生の話です。

 

夫はまたもや立ち合い出産をすることができませんでした。

・・・というか、あれはある意味立ち合い出産したってことになるんじゃないの?!

・・・・・・・・・違います。あれは、遭遇した。って言うんです。

 

さいごに

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私は3人の妊娠中、

  • 重症妊娠悪阻2回。
  • 切迫流産1回。
  • 切迫早産1回。

合計4回の入院をしました。

 

出産の時も含めると、合計7回の入院になります。

 

その間夫は、預かり保育を利用しつつも、

仕事に家事に、長男のお世話に、お見舞いに、一人でほとんどすべてをやっていて、てんてこ舞いだったことでしょう。

だけど、何も言わずに淡々と毎日を送ってくれていました。

 

でもでも、 

出産の立ち合いを毎回希望して、タイミングも合っていたのに、

「おめでとうございます!」(感涙)

を一度も経験することができませんでした!

すっごく憧れていたのにね!

気の毒な夫だー・・・。

でも、今家族で暮らしていて、・・・幸せなんだから。・・・それでいいよね。

うん。うん。 

 

わが家では、三人三様の出産で、いろいろなことがありました。

 

お産の数だけ、様々なドラマがあります!

 

赤ちゃんを授かってから、お腹の中で育てて育てて・・・いよいよ出産!

そのような時は、いつだってドラマチックです!

 

宇宙一可愛いわが子をこの世に生み出す瞬間ですからね。

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赤ちゃんにいつかお産の時の話をしてあげたいですね。

「お母さん!がんばったんだよ!」

「お父さんもがんばってた!」

「赤ちゃんもえらかったね!がんばったね!」

 

それぞれの分娩。

どのようなお産も、

お母さんにとって、赤ちゃんにとって、お父さんにとって、家族にとって、

思い出深くて、素敵なお産となりますように♪