山田さんの tea time

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まるでお化け屋敷。勝手にキャンセルになっていた旅館に再予約して泊まったらホラーな結果に

まるでお化け屋敷。勝手にキャンセルになっていた旅館に再予約して泊まったらホラーな結果に

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ちょっと不気味な話です。

私が20代後半の頃、友達と二人で長野県のとある旅館に泊まりました。

当時の私は東京在住。

友達は静岡県在住。

それぞれバイクに乗り、中央高速道路のサービスエリアで待ち合わせをして、目的地に向かいました。

 

その時の宿泊先での話です。

 

泊まった旅館がかなり特徴のある旅館で、まるでお化け屋敷のようでした。

お化け屋敷と言っても、『出た』というわけではなくて、お化け屋敷のように、雰囲気が怖かったのです。

 

さて、どのような旅館だったのか、具体的な話は後程・・・。

 

この経験を通して私が学んだことは、

 

嫌な予感がしたり、思わぬ妨害にあったら、撤退した方が良い合図。

潔くやめましょう!

 

ということでした。

 

旅館は私が予約をしました。

どのような思わぬ妨害があったのか、まずはそのことからお話しします。

 

思わぬ妨害

「植物と携帯電話」の写真

旅行の数日前の事でした。

 

ふと気になり、旅館に予約状況の確認をしておくことにしました。

ところが、電話をかけると・・・、

予約したはずの宿泊予定がなぜかキャンセルになっていました。

 

私がネットから予約した旅館。

それほど前の予約でもなかったのに、なぜかキャンセルに・・・。

 

誰かのキャンセルと間違えて、私の予約がキャンセル扱いになってしまったのでしょうか?

そのあたりはわかりませんでした。

 

受付の方は、なんだかぼんやりとした話し方で、要領を得ず、

私は、

『キャンセルされているのだし、もうこの旅館に泊まるのは、やめようか。』

と思ったのですが・・・。

 

友達と行く旅行で、出発日が近かったので、

思い直して再予約をすることにしました。

 

幸い?部屋の空きはありました。

 

後程この行動を後悔することになるとは、この時点では、思いませんでした。

 

再予約後に、やらなきゃと思ったこと

旅館の再予約をしてから間もなく、アクセサリーの整理をしたくなりました。 

そこで、

最近使っているアクセサリーと、最近使っていないアクセサリーに分けました。

 

最近使っていないアクセサリーには、貴金属もあったし、パールのピアスなど、パワーストーンがついた物もありました。

それらの使っていないアクセサリーをまとめて、どうしようかと考えていた時に、

ふと、旅行に持っていこうと思いました。

 

持って行ったところで、どうするつもりだったのかはわかりません。

置いてくるわけにもいかないので。

 

でも、旅館で、

この判断が、功を奏したのかも?

ということはありました。

 

ちょっとやめてほしい・・・!ひいてしまうくらいの雰囲気が漂う旅館

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その日は私が高速道路で大渋滞に巻き込まれ、待ち合わせに大遅刻。

その足ですぐに旅館に向かいましたが、到着した時には、すでに夕方でした。

 

とても印象的な旅館で、第一印象は、

なぜこんなに薄暗いのだろう・・・。

といった感じでした。

 

まるで、オレンジ色の電球の灯りが、消えかかっているような暗さ。

 

フロントでチェックインをしながら、

明かりが消えかかっていますよー?!電球を変えたほうがいいんじゃないですかねー?!!

と言いたい衝動にかられました。

が、・・・言いませんでした。

 

旅館の内部を見渡すと、絵画が非常に多く、所狭しと並んでいます。

フロントを挟む壁には、向かい合うように横一列に絵画が並んでいました。

それらの絵画は、すべて人物画だったような気がします。

不気味に感じていたので、絵画をじろじろと見ることはできませんでした。

 

そして絵画の次に多かったのが、かつて生き物だった者たちの、はく製。

 

博物館以外で、こんなに多くのはく製を見たことが無い!というくらい、

その旅館には大量にありました。

 

私が見かけたのは、フロント周りと、食事をするところ。

それぞれの場所に、複数体並んでいました。

 

私と友達は部屋に案内をされ、ほっと一息つきました。

が、すぐに緊張が走りました。

 

それは・・・、

和室の床の間に、日本人形が飾ってあったからです。

 

私は友達と目を合わせ、

「すごいね・・・。」

「・・・うん。」

そのような会話をしました。

 

さて、気を取り直して、お風呂の時間。

私たちは大浴場に向かいました。

 

大浴場には、さすがに絵画もはく製も、人形もないだろうと思っていました。

が、ありました。

今度は、 

動物をかたどった石像!

 

あったー!ここにもーー―!!( ;∀;)

 

もういらないよ。

生きものをかたどった物。

 

そして、

夜がやってきました。

 

なんかもう寝るのが嫌だ(;´∀`)!こわいから!

 

別に見えないものを見たわけでもないのに、すっかり心が縮み上がっていた私は、

友達と相談をして、今夜は電気を消さない。朝まで起きていよう!

ということにしました。

 

私が玄関側、友達が部屋の奥側。

それぞれ布団に寝転んで、雑談を始めました・・・。

 

ドットライン1|水彩

 

気がつくと朝。

二人はいつの間にか爆睡をしていました。

特に何ということはありませんでした。

 

あー良かった。なんてことなく済んで良かったー。

と安堵をしたその時、

私はあるものが無くなっていることに、気がつきました!

 

明かりをつけたまま眠った翌朝、丸ごとなくなっていた物とは・・・?

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消えていました。

 

何がって・・・?

寝る前に複数個まとめて置いてあったアクセサリー類です。

 

私は昨夜、家から持ってきたアクセサリーを袋から出し、

私の布団から見て、左上の部屋の角にまとめて置いておきました。

(そうしておきたくて。)

 

それらのアクセサリーが、すべてなくなっていました。

 

友達も、

「置いてたよね。」と言っていました。

 

アクセサリーが置いてあったのは、玄関側だったので、

 

え?どなたか持って行きましたか?(-"-)

 

と疑いましたが、誰かが部屋に入ってきた気配は一切感じていませんし、

 

どういうこと?(~_~;)

 

という感じでした。

 

その後友達と二人で探しましたが、私たちが宿泊した部屋からは無くなっていました。

 

私は手放そうと思っていたアクセサリーだったので、

 

まあ、いいかぁ(-_-)。

 

という結論に至りました。

 

みなさんは、何故アクセサリーが消えたのだと思われますか?

  1. 実はアクセサリーを持ってきていなかった。
  2. 同じ部屋に泊まった友達に、もらわれてしまった。
  3. 外部の人間の手による窃盗事件。
  4. 忽然と消えてしまった。 

 

聞いておいてなんですが、答えはありません。

私にもわからないのです。

 

でも、私にとって①番と②番はありません。

私が夢を見ていたとかいう落ちではありませんし、

この友達とは、他の旅行を含め、何度か行動を共にしていますが、この時以外に物が消えたことはありません。

 

③番の外部の人間による窃盗事件だとしたら、アクセサリーを戦利品として、回れ右して帰ってくれたことになりますよね。

だとしたらアクセサリーは私たちを守ってくれたことになります。

④番は、見えない何かから守ってくれた?とか?

 

③番か④番だとしたら、

アクセサリーさん、ありがとうございます!

です。

 

どちらにせよ、アクセサリーが消えた以外には、

旅館の雰囲気が怖かった。

それだけで済みました。

 

さいごに

私たちは旅館をチェックアウトすると、神社などを参拝してから、帰路につきました。

 

ちょっとしたミステリーツアーになりましたが、それらも含めて、思い出深い旅行となりました。

 

旅館が不自然なくらい異空間で、怖くて眠れないよ!と言いながら爆睡をした、のんきな旅でした・・・。

 

でもやっぱり!

どうせ泊まるなら、雰囲気が怖い旅館よりも、楽しくて素敵な旅館が良かったかな。

 

今回は勝手にキャンセルをされていた。という形でしたが、

なにか不自然なくらいおかしなことが起きたら、

それは『進むな』の合図かもしれません。

 

“~しなきゃ。”

に縛られがちですが、それが間違った選択をさせてしまうことも。

 

合図を感じた時には、臨機応変に対応できるようになっておきたいです。

 

他に素敵なチャンスやもっと楽しいことが待っている!

そのように受け止めて、羽のように身軽でありたい♪

 

“~しなくてはならない。”“~と決めたのだから!”と自分を縛りがちな私の、

体験から学んだことでした。