山田さんの tea time

大切なものを大切にする シンプルライフをめざしたい♪

 本サイトにはプロモーションが含まれています。

現在4歳。発達障害がある次男。次男が生まれてから今までの、成長段階の特徴

わが家の次男は、自閉症スペクトラム障害と、軽度の精神遅延があります。

精神遅延とは、平均よりも知能指数の高さが控えめということ。

よくニコニコとしていて、中身が実年齢よりも幼いので、しぐさや言葉がとにかく可愛らしいです。

そして甘えん坊。

 

「ママ、だいすき~。」

「おにいちゃん、あそぼ。」

「おひざ、すわっていい?」

「すわりたい!」

「ありがと♪」

小股でちょこちょこと移動。

階段の上り下りは慎重。

「うんしょ!うんしょ!」

「ママぁ、だっこぉ!」

疲れやすいのか、すぐに抱っこされたがります。

 

舌足らずで、実際は《おにいちゃん》が、《おにいたん》だったりします。

《おにいたん》も、少し前まではもっと舌足らずで、《あいーちゃ》でした。

手はかかるけれど、・・・すごく可愛い♪

 

次男が自閉症スペクトラムと軽度の精神遅延と診断されたのは、3歳半を過ぎた頃です。

発達障害がわかるまでに、成長過程で、運動の発達が同月齢の他の子どもよりもゆっくりだったり、言葉の面などで、気になることは多々ありました。

次男の各年齢における気になった特徴について書いていきます。

 

 

新生児の頃【予定日よりも3週間早く誕生。元気な赤ちゃん】

出産予定日より約3週間早く生まれました。

次男は身長も体重も標準サイズ。特にこれといった気になる特徴もなく、元気な赤ちゃんでした。

生後3・4ヶ月の頃【首がすわるのが他の子より遅め】

3・4ヶ月検診で、首が座っているかどうかをチェックするのですが、次男は首がすわっているとは言えない状態でした。

1か月後に再検診となりました。

 

再検診に行くと、次男の他にも再検診の赤ちゃんが1人いました。

『自分のところだけではないんだ。再検診はそれほど珍しいことではないんだ。』

と思い、ほっとしました。

 

再検診で、首がすわっていると、お墨付きをもらえました。

「予定日より早めに生まれた分、成長がゆっくりなこともありますよ。」

と小児科の先生が言ってくれました。

体の成長が遅れ始める

生まれた時は慎重も体重も標準だった次男ですが、成長するにしたがって、身長と体重が標準以下になってきました。

少しずつ大きくはなっていますが、大きくなる率が低く、標準よりも小柄な赤ちゃんになりつつありました。

 

「なかにはあまりミルクが好きじゃない赤ちゃんもいるから、そういう場合は少し早めに離乳食を始めてあげると、また大きくなりはじめる子もいるよ。」

お世話になっていた助産師さんのアドバイスで、生後5ヶ月から離乳食を始めました。

きちんと手順を踏みながら、早め早めに離乳食を進めたところ、身長体重が標準サイズに戻ってきました。

どうやら次男は、ミルクや母乳があまり好きではなくて、ご飯を食べることの方が好きだったようです。

生後6ヶ月の頃【腰がすわるのが遅め】

次男の生後半年のお祝い、ハーフバースデーのお祝いをした時のことです。

バンボ(赤ちゃんの腰回りを安定させて座らせてくれるソファ。)に座らせて、写真を撮ったのですが、

座っている時間が少し長引くと、疲れてしまうのか、体がふにゃっと曲がってしまいました。

首がすわった頃から使えるソファだったのですが・・・、次男は姿勢を保つのがつらそうだったので、すぐにおろしました。

次男はかなり力強くなってきたとはいえ、姿勢を保つ筋肉がまだ整っていなかったのかもしれませんね・・・。

 

▽ハーフバースデーの時に次男に座ってもらった赤ちゃん用のソファです。

生後10か月の頃【やっとずりばい。ハイハイはいつ・・・?】

10ヶ月検診がありました。

周りの同月齢の赤ちゃんたちが、ハイハイをスムーズにしたり、歩いている子もいる中で、次男はずりバイをしていました。

ずりバイとは、ほふく前進のようなものです。

ずりバイはずりバイでも、まだ前には進めなくて、左右均等に力を使えないのか、その場でクルクルと回っていました。

その日10ヶ月検診に集まっている赤ちゃんの中で、ハイハイができないのは次男だけでした。

 

 

1歳半の頃【言葉が蓄積されない。歩かない】

次男をベビーカーに乗せて1歳半検診に向かったところ、周りの同月齢の子供達は、みんなすたすたと歩いていました。

次男は、2・3歩歩いて、ぺたんと地面に座り込んでいました。

小児科の先生が、同行していた長男と、次男のやり取りを見ていて、

「運動機能以外は問題なさそうだから、もう少し様子を見てみましょうか。」

と、言いました。

言葉を覚えても、しばらくすると消えていく

この頃、けっこう単語は話していました。

言葉の数も少なすぎることはなく、小児科の先生も問題はないだろうと判断していました。

 

ただ、

この後くらいから少しずつ気になりだしたことがありました

次男は言葉をとりあえず話すようにはなるのですが、1~数日経過すると、1度は話し始めた言葉を、使わなくなってしまうのです。

・・・数日前に話していた言葉を話さなくなってしまう。

次男の中で言葉の流行りみたいなものがあるのか。

偶然使わないだけなのか。

言葉を蓄積することができないのか。

 

次男の様子を見ているうちに、

『覚えた言葉を、すぐに忘れてしまうのではないか。』

という思いが芽生え始めました。

 

・・・言葉が蓄積されない。

だから、いつまでたっても、使える単語の数が増えず、2語文・3語文がでてこなくて、会話でのコミュニケーションに繋がらない。

 

『1・2歳なんて、まだこんなもの。』

『ある日急に話し出すから大丈夫。』

・・・そう思おうとしていたのですが、

 

少しずつ、周りの同学年の子供の発達速度から離されていっているような気がする。

・・・不安を感じることが増えてきました。

 

次男の発達について、客観的な意見を聞きたくて、周りの保育関係の仕事をしている人たちに、相談をするようになりました。

「個性の範囲では?」

「そのうち話すようになる。」

「もう少し様子を見ましょう。」

みんな、大丈夫だと言っくれていました。

歩くことへの好奇心を育てたい

次男の歩くことへの好奇心を引き出すために、靴を買いました。

靴を履かせて、外で立たせてみました。

最初は何のことだかわからない様子で、ぽかーん、としていましたが、すぐに積極的に歩くようになり始めました。

私の手をしっかりと握りしめた状態でしたが、外の風に吹かれながら、自分の足で、立ち止まったり前に進んだりすることが、楽しかったようです。

 

家の中では、ほとんどハイハイをしていました。

 

ある時、次男がおもちゃの聴診器を両手に握りしめて、ヨチヨチと歩きながらキッチンにやってきました。

私はあわてて携帯電話を手に取り、動画を取りました。

次男が一人で歩くのを、初めて見た瞬間でした。

息を吸ったまま吐き出すことを忘れるくらい、とても嬉しかったです。

 

一度歩き始めたら、歩くことが中心となっていきました。

次男が歩き始めたのは、1歳9か月の頃でした。

 

 

▽足育講座を受けてから、靴の選び方が変わりました~。

3歳半の頃【こども園に入園。集団生活に、ついていけない】

次男は年少の春から、こども園に通い始めました。

3歳半より少し前の頃です。

 

担任の先生から、

「集団生活が難しい。」

「集団への呼びかけに反応しない。」

「言葉の能力が同年代の子供達に比べて、低い。」

・・・このようなことを言われました。

 

「発達相談を受けてみてはいかがでしょうか。」

私は、発達相談を受けるように勧められて、一瞬ショックを受けました。

 

「同じ年代の子をたくさん見てきている先生から見て、相談した方がいいと思われる状態ですか?」

「はい。」

先生は、はっきりとこたえました。

 

私は、

『ついにこの時が来た。』

という気持ちの方が、すぐに大きくなりました。

 

「そんなことないよ。発達障害じゃないよ。個性だよ。これは普通だよ。」

そう言われたいと思いながらも、

背中を押されるときをずっと待っていた気がします。

 

私はその日帰ってすぐに、発達相談をしてくれる保健センターに電話をして、相談の予約を入れました。

相談の後は、とんとん拍子、

発達検査→専門の病院→自閉症スペクトラム障害・軽度の精神遅延の発覚

でした。

◎発達障害が分かってから取り組んだことは、文章が長くなったので、別の記事で書く予定です♪

4歳4ヶ月の現在【同じ学年の子どもよりも中身が1年半以上幼いけれど、できることが増えてきた】

発達障害が分かってから9か月程度。

ささやかでも、いろいろなことをやってきましたが、次男はずいぶんと成長をしてくれました。

 

知育パズルはバラバラにして投げるものだったのに、ちょっと難易度の高いものでも、なんとか組み立てようと、向き合って、少しずつパズルができるようになりました。

 

友達の名前を話したことはなかったのに、友達の名前を言うようになりました。

よく一緒に遊ぶ友達もいるようです。

こども園でしたことを簡単な内容だけど、報告してくれるようにもなりました。

 

アンパンマンに出てくるキャラクターは全員アンパンマンだったのに、ばいきんまんやドキンちゃんなど、固有名詞を言えるようになりました。

 

「嫌だ。」「やりたい。」など、自分の意志をはっきりと表してくれるようになりました。

 

両足をそろえてジャンプすることが難しかったのに、両足をそろえてぴょんぴょん跳ねることができるようになりました。

 

平仮名や数字に興味を示すようになりました。

 

オムツはまだとれていないのですが・・・、今年少しずつ進められたらと思っているところです。

さいごに

自閉症スペクトラム障害と、軽度の精神遅延がある次男の、生まれてからこれまでの発達の特徴について書きました。

次男の発達の流れ

誕生

3週間早く生まれたけれど元気な赤ちゃん。

 

生後3・4ヶ月

首がすわっていない。

周りより遅れている。

 

生後5ヶ月

首がすわる。

離乳食を始める。

 

生後6ヶ月

腰がすわっていない。

首すわりからOKのバンボでも、座らせると辛そうにする。

 

生後10ヶ月

方向転換のみの、ずりバイ。

周りはハイハイができる。中には歩いている子もいる。

 

1歳半

言葉を発するけれど蓄積されない。

2・3歩進んで座り込む。

周りは歩いたり走ったりする子もいる。

 

1歳9か月

歩くようになる。

 

年少でこども園に入園

集団生活が難しい。

言葉の遅れを指摘される。

 

3歳7ヶ月

発達障害の診断。

  • 自閉症スペクトラム障害
  • 精神遅延

 

4歳4ヶ月

友達の名前を呼んだり、言葉での反応が増える。

長男は4月生まれで、体が大きく、運動も発達も、できなくて困ったことがありませんでした。

次男は早生まれな上に、自閉症スペクトラム障害と軽度の精神遅延。

言葉が極端に遅れて、運動が苦手。

周りの子供よりも遅れている分野が多いので、心配だらけでした。

次男が成長する中で、定型発達の長男の子育ての時には知らなかったことや知らなかった感情を、たくさん知ることができました。

遊びの中で、次男の体幹を意識して鍛えるようになってから、少しだけ言葉の活舌も良くなってきましたよ。

きれいな発音の言葉が増えてきました。

可愛い次男の成長を喜びながら、これからも、あれはどうかなこれはどうかなと、試したりして、楽しんで今を過ごしていきたいです♪