妊娠するまでの不思議エピソード。娘との死別から次の妊娠までの話
こんにちは。私はお茶をするのが大好きな山田さんです。
わが家には現在7歳の長男と、
1歳の次男の、
2人の元気な男の子がいます!
ですが、
本当は2人の男の子の間に一人の可愛い女の子がいました。
その女の子は今は空に還っています。
彼女との出会いは素晴らしく、
別れはとても辛いものでしたが、
娘との出会いと別れを、
かけがえのない素晴らしい経験にするべく今も生きている最中です。
第二子の女の子を妊娠する前と、第三子を授かるまでの期間限定ですが、この間は不思議なことが満載でした!
その不思議な経験について、
今回は書いていきます。
もしかしたらあなたの身の回りにもそういった不思議が転がっていたりしませんか?
妊娠予知?!第二子の妊娠前にあった不思議エピソード
まだ第二子の妊娠が発覚する前の話です。
長男は2歳くらいで、
私は2人目の妊活の最中でした。
女の赤ちゃんを出産する夢を見た話
長女の妊娠が発覚する数か月前に赤ちゃんを出産する夢を見ました。
白い雲の上のようなところで、
私は横たわり、
赤ちゃんをいきんで産もうとしていました。
夢の中だったけど赤ちゃんがぐりぐりぐりっと産道を通っていく感覚がありました。
私は生まれた赤ちゃんのおまたを見て、
「やっぱり女の子だった!」
と言いました。
そこで目が覚めたのですが、
赤ちゃんが産道を通る時のリアルな感覚が印象的だったことや、
『やっぱり女の子だった』という自分のセリフが印象的な夢でした。
女の赤ちゃんを見た白昼夢
日中ダイニングの椅子に腰を掛けてぼんやりとしていた時でした。
目の前がぼおっと白くなると、
赤ちゃんが私の膝につかまって立っていました。
赤ちゃんは私の顔を見て満面の笑みを浮かべました。
そこで終わり。
一瞬でいつもの見慣れた景色に戻っていました。
赤ちゃんはピンクや赤色の柄の服を着ていて、
ちょっと大人っぽい顔つきをしていました。
椅子に座りながら見た一瞬の夢。
不思議な白昼夢でした。
今でもそばにいる?第二子との死別後に起きた不思議エピソード
第二子の娘が生後43日でこの世を去り、
生きるのが苦しくて、
しばらくは音も光もない世界で生きいました。
娘が息を引き取ってから、
私が少しずつ立ち直っていき、
およそ1年半後に第三子の妊娠が発覚するまでの期間に、
様々な不思議なことがありました。
その時の不思議な思い出について書きますね。
娘の閉じない瞳
娘の瞳は臨終の間際、
最期まで私を見つめていて、
息を引き取ると同時くらいに眼球が大きく揺らぎ、
ゆっくりと瞼が落ちていきました。
先生が死後の処置をしてくれた後、
娘の横たわるベッドに向かいました。
退院した時の為に用意してあったピンクと赤の花柄の服を着て、
娘は静かに横たわっていました。
沈黙の中、
娘の瞳は生への執着のごとく目を開いたままでした。
全開ではなく、
半開きです。
きちんと瞼が閉じきっておらず、
黒目がうっすらと見える状態でした。
物言わぬ娘を家に連れて帰り、
凍らした保冷材を並べた上に、
寝かせました。
一晩明かした次の日の昼間、
私は娘の唇に、
搾乳してきた母乳を含ませました。
すると、
娘の片方の目が、
静かにぴたりと閉じました。
片方の目だけが半目を開いている状態になり、
半目の瞼を閉じるようにそっと触れるのですが、
どうしてももう一方の瞼は閉じませんでした。
翌日の告別式の日、
私は娘の体が火葬場に運ばれてしまう前に抱っこをしておきたくて、
式の前にスタッフの人にお願いして、
赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。
娘の体はすでにカチコチに硬まっていて、
座っていない首だけがグラグラしていたので、
首元を支えることに気を配りながら、
左を頭にして抱きかかえました。
すると、
片方だけ半開きだった瞼がすっと閉じました。
両目が綺麗に閉じた娘の顔を何度も見返してしまいました。
確かに黒目がうっすらと見える状態だったのに、
今はぴったり瞼が閉じて本当にただ眠っているかのようになりました。
娘の半目の瞳は何かを訴えていたのでしょうか。
それは未だにわかりませんが、
母乳と抱っこで娘は静かに両目を閉じました。
一つだけ不自然に動いていた風船
娘の葬儀用の祭壇の周りには白やピンクの風船が沢山敷き詰めてありました。
そこの風船の一部が、
時折ふわふわと動いていました。
動いているのが一部だけなので、
一緒にいた妹と、
「あそこの風船だけふわふわ動いているよ」
「なんでだろう」
と話していました。
仏壇の置き場所を悩んでいたら突然長男が口を開いた
葬儀を終え、
49日を終えるかどうかの頃、
小さな仏壇を買いました。
その仏壇が届く前に、
どこにその仏壇を置くのかで私はずっと悩んでいました。
リビングの中心でリビング全体が見渡せる絶好の場所があったのですが、
そこはちょうど大きなエアコンの真下だったので、
私は個人的に、
仏壇を置きたくはありませんでした。
エアコンの真下は何度も候補として頭に浮かぶのですが、
速攻却下していました。
それ以外の場所で候補が2か所ありましたが、
どちらもいまいち決定力に欠けていて、
半日悩んでいました。
仏壇をどこに置くか迷っているんだよなー
と声に出して言ったところ、
おもちゃの部屋で一人で遊んでいた長男が急に部屋を飛び出してきて、
ある一か所を指をさしながら言いました。
ママ!天使ちゃん(仮称)ここがいいって!
え?!
ここ!!
長男ははっきりとした口調で言い切ると、
私が真っ先に却下していた仏壇の真下まで行き、
指をさしました。
この鶴の一声で、
仏壇の置き場所は決定しました。
これ以降、
長男はたまに、
「天使ちゃんが言ってる!」
と言って、
天使ちゃんのメッセージを伝えてくれることがあったのですが、
そういう時はとても活舌が良く、
わかりやすい言葉で話してくれました。
普段は舌足らずでまだまだ言葉が足らない3歳の男の子だったのですが、
伝言を伝える時だけはっきりと話してくれていました。
当時3歳の長男が告げる娘からのメッセージ
私は娘を無くしてからしばらくの間、
普通にご飯を食べているときでも、
バラエティー番組を見ているときでも、
ドライブをしている時でも、
突然声を上げて泣き出すことがありました。
長男はそのような時はいつも、
「天使ちゃんか?」
と聞いてくれて頭をなでてくれたり黙ってそばにいてくれたのですが、
ある時言いました。
ママ!天使ちゃん、お空から来るって言ってる!すぐだって!
だから泣いたらだめ。ママが泣いたら来れなくなるよ。
天使ちゃんに会いたいんでしょ?!だったら泣いたらだめ!
矢継ぎ早にそう言いました。
なんですぐってわかるの?!お空から還ってくるってどうして言えるの?!
私は長男に聞きました。
すると、
長男は左斜め上をパッと見た後私の顔を再び見て言いました。
天使ちゃんが言ってる!だから泣いたらだめ!
私は泣き止みました。
それ以来、
泣くことは無くなりました。
・・・ということは、
ありませんでした。
毎晩仏壇の前で手を合わすたびに泣いていました。
やはり突然思い出したように泣くことがありました。
すぐに泣くことをやめることはできませんでしたが、
苦しいばかりの涙は、
ゆっくりと、
娘への愛おしさで溢れる涙に変わっていき、
少しずつ未来のことを考えるようになっていきました。
突然線香の香りがする
夜、
長男が眠った後、
夫とテレビを見ながらくつろいでいると、
ふと線香の香りがしてきました。
「あれっ?」
と思い振り返り仏壇を確認するのですが、
仏壇に線香を立ててなどいません。
当時、
天使ちゃんの線香はアロマの香りがするものを使っており、
火をつけると、
線香とアロマの甘い香りがミックスした独特な香りがしていました。
ぼおっとくつろいでいる時に、
そのアロマの香りがする線香の独特な香りが、
時折漂ってくることがありました。
もちろん線香に火を灯してはいない時にです。
線香の香りはひょっとしたら、
天使ちゃんが、
『そばに来ているよ!』
と教えてくれていたのかもしれませんね。
ひとりでに動いたビニール袋
3人目の赤ちゃん待ちをしていた頃、
私は妊活のおまじないなるものもいくつかしていました。
その内のひとつで、
新生児の靴下の中に香りの良いポプリを入れて口を縛り、
枕元に置いておく。
というものがあったのですが、
私は自己流でアレンジしたものを枕元に置いていました。
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ある夜、
枕元に置いていた妊活のおまじないの靴下の口を縛ったリボンがほどけていることに気が付きました。
そこで私は、
天使ちゃんにまた会えますように♪
と声に出しながらリボンを縛り直しました。
そのリボンをぎゅっと引き締めた瞬間です。
近くの家具の取っ手にぶら下がっていたビニール袋が、
カシャカシャカシャと音を立てながらふわりと舞い上がったのです。
舞い上がったといってもビニール袋をぶら下げている場所で一回右に大きく振られ、
元の位置に戻りました。
私と長男はビニール袋のカシャカシャした音を反射的に見て、
ビニール袋が元の位置に戻っていく様子を見ていました。
今動いたね!
カシャカシャ言ったね!
エアコンをつけていなかったし、
扉や窓は閉め切っていたし、
扇風機も回してはいませんでした。
私と長男はベッドの上に座っていました。
ビニール袋が不自然にカシャカシャ鳴ったのが、
私が放った言葉に対する返事の様に感じられた出来事でした。
第三子の妊娠前に見た印象的な夢
第三子の妊娠が発覚する少し前に見た夢のお話です。
明け方に見た夢で、
とても印象的だったので、
起きた後でも夢の内容をよく覚えていました。
私は一人で、
木がうっそうと茂った大きな山を登っていました。
すると、
大雨が降ってきて山が形を変えてしまうほど崩れてしまいました。
私は大雨の最中、
各所で起こる土砂崩れに巻き込まれないよう必死で逃げ回りました。
雨が止み、
山が土砂崩れですっかり姿を変えてしまった頃、
私は逃げ回って疲れ切ってはいましたが、
ケガもなく生き残っていました。
私は山の崩れて切り立った崖の端に立ち、
雨上がりの美しい景色を眺めていました。
山自体はすっかり様相を変えてしまっていましたが、
斬新でとてもスッキリとした美しい形になっていました。
そこで私は、
「これで良かった」
と言っていました。
夢はここまで。
夢の最後に感じていたのは、
気分爽快な晴れやかな気持ちでした。
『山は大雨で崩れたけれど、以前よりも素晴らしい形になった』
私は夢の中で山の変化をポジティブに受け入れていました。
目が覚めた時、
これは何かあると思い、
Iphoneで夢占いを検索。
様々な要素を総合的に判断した結果、
以下の様に判断しました。
山崩れの夢が暗示していたこととは
これから人間関係に大きな変化が起こる。
変化が起きている間はとても辛い思いをするが、
済んだ後は、
かならず「これで良かった」という状態になっているだろう。
です!
人間関係で辛い思いをするというところに多少引っ掛かりを覚えましたが、
『最終的に良かったと思えるならまあいいか!』
と思い納得しました。
そしてこの夢占いに当てはまることは現実に起こりました。
夢が暗示していた人間関係の変化はおよそ1年がかりで、
とても厳しく辛いものでしたが、
実際にこれで良かったのだと思える形におさまりました。
この人間関係の変化が始まるきっかけは、
第三子がおなかにやってきたことでした。
怒涛の妊娠期間でしたが、
今となってはあの怒涛の時間は赤ちゃんからのギフトだと思っています。
大変な思いをする出来事だったから、夢であらかじめ教えておいてくれたのかもしれませんね。
『絶対納得のいく結果に落ち着くから、大丈夫だよ!』って。
さいごに
不思議エピソードはいかがでしたか?
すべて私の身の回りで起きた事ですが、
第三子の次男がおなかに入ってからは、
ぴたりと収まってしまいました。
大切な人を想うとき、
もしかしたらその大切な人もあなたのことを想っているのかもしれませんね。
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